第四インターナショナル第18回世界大会開催

第四インターナショナル第18回世界大会
ウクライナに関する決議

新しい社会主義の建設をめざして

辺野古を守れ

万国の労働者団結せよ!

週刊かけはし最新号

第2867号(25年6月23日発行)

●6・5大椿ゆうこ全国応援団が東京集会/夏期カンパのお願い(1面)●5・24経済安保法からサイバー防御法が示す未来を問う/6・3天皇の慰霊の旅・沖縄訪問抗議行動(2面)●5・21武器見本市反対 幕張メッセ前大抗議アピール/大川原化工機えん罪事件控訴審勝訴(3面)●6・3国会がんばれ!~再審法改正は国会の手で~/6・2辺野古実 防衛省月例申し入れ行動(4面)●書評:「それでもなぜ、トランプは支持されるのか」(5面)●FI声明:今すぐイスラエルを止めよ!/米ソリダリティ声明:反移民テロキャンペーンを止めろ!州兵撤退!/米国:移民の抗議が高まる中で、トランプは州兵出動へ (6面)●英国:レイシズムに...

集会案内

集会案内 2025年

5月25日(日)5・25秩父現地行動に結集を!轟かせよう!天皇出席の埼玉「植樹祭」中止の声を「植樹祭」反対集会・デモの開催妨害を許さない/13時半/西武秩父駅ロータリー集合/もうやめよう!「植樹祭」埼玉実行委員会5月29日(木)裏金/戦闘機爆買い/給料上がらず/ありえない!憲法9条改憲NO!ウィメンズアクション/18:00/JR有楽町駅イトシア前/戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 性差別撤廃Project Team6月2日(月)辺野古新基地建設の強行を許さない!防衛省抗議・申し入れ行動/18:30/防衛省前(JR・地下鉄市ヶ谷駅)/辺野古への基地建設を許さない実行委員会  

第四インターナショナル

1938年創立以来、今日まで世界の労働者階級・被抑圧人民の国境を越えた団結で
新しい社会主義をめざしてたたかいつづける

第四インターナショナル第18回世界大会特集

声明 今すぐイスラエルを止めよ!New!!

「自衛」という偽りの口実許すな 第四インターナショナル執行ビューロー  イスラエルによるイランへの前例のない攻撃は、イスラエルが過去20カ月間にわたって映像配信される中で、パレスチナで大量虐殺を実行してきたにもかかわらず […]

第四インターナショナル世界大会に参加して(その4)

第18回世界大会で何が議論され、確認されたのか?  ここまで、第18回世界大会の討論内容や雰囲気について、国際情勢決議まで述べてきた。少し先を急いで、主な決議案で残るウクライナ決議、社会運動決議、党建設任務決議について駆 […]

社会運動におけるわれわれの方向性と任務

社会運動におけるわれわれの方向性と任務 この決議は第18回世界大会において、賛成107、反対12、保留3、棄権9で採択された。 1.社会運動が戦略的に重要な理由  第四インターナショナルは長年にわたり、社会運動は、そのあ […]

超法規的殺害とカガール作戦についての声明

2025年5月22日ラディカル・ソーシャリスト(第四インターナショナル・インド支部)  5月14日と21日、インド中部チャッティスガル州において、インド治安部隊が共産党毛沢東派を攻撃し、最高指導部を含むあわせて58人を殺 […]

私たちの主張

第4インターナショナル執行ビューロー声明「メーデーを反ファシスト・反帝国主義の抗議行動に」

 4月5日、アメリカでは1300ものデモがおこなわれ、50万人が参加し、トランプと彼の極右政権に対する広範な怒りを表明した。こうした動員は重要ではあるが、まだ初期段階にある。しかし、それが示しているのは、労働者、移民、人 […]

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2025メーデーアピール

大軍拡と生活・地球環境破壊にストップ資本家政府拒否し、平等・民主共生のエコ社会主義を 日本革命的共産主義者同盟(JRCL)/国際主義労働者全国協議会(NCIW)  第96回メーデーを迎えるにあたって、私たちは全世界で殺さ […]

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第4インターナショナル第18回世界大会・ウクライナ決議対案(1)

 本号から、代議員連名で世界大会に提出され、少数否決されたウクライナ決議の対案を掲載していく。世界大会に向けた事前討論の中では、多数派による決議案に対して、スペイン支部とドイツ支部からほぼ全面的な修正案が出されていた。た […]

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第4インターナショナル第18回世界大会で採択されたウクライナ決議(その1)

民衆連帯はどうあるべきか 1 2022年2月、プーチン大統領はウクライナをロシアの衛星国に変えようとして、ウクライナへの全面侵攻を開始した。この企てによって、数十万人の死傷者がすでに出ている。しかし、ロシア政権には長期に […]

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ウクライナ決議について

 第4インターナショナル第18回世界大会では、ウクライナ問題が議論の焦点のひとつだった。大会には多数派によるものとスペイン支部を中心とした代議員によるものの2つの決議案が提出され、活発な議論が交わされた。  この議論につ […]

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第4インターナショナル第18回世界大会開催

6日間にわたる活発な討論エコ社会主義宣言などを採択福島原発・東アジアなど日本支部の提起  第4インターナショナルは、2月23日から28日までベルギーで第18回世界大会を開いた。前回大会から7年ぶりの開催となる。大会には、 […]

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習近平一強体制への無力感と閉塞感のまん延

中国をめぐる情勢 中国の生産力は世界を飲み込む 「不満すら口に出せない」強権化政策  中国のゼロコロナ政策解除からまる2年になる。習近平にしてみれば、解除は「政権の成果」として宣言したかったのであろうが、「白紙運動」など […]

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国際情勢決議案

危機が収束する中、搾取され抑圧された人々をいかに前進させるかという課題 第四インターナショナル国際ビューロー この国際情勢決議案(更新版)は、第18回世界大会に向けて2024年2月の国際委員会で採択され、すでに本紙に掲載 […]

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フェミニズム

同性婚の法制化を実現しよう

性的マイノリティの諸権利の法的保障を  10月30日、東京高裁(谷口恵裁判長)は「結婚の自由をすべての人に」東京第一次訴訟(7人の同性カップル/2019年2月14日提訴)に対して「同性婚を認めない民法規定は『違憲』」だと […]

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選択的夫婦別姓制度の実現を

「選択的夫婦別姓は、なぜ実現しないのか? 日本のジェンダー平等と政治」(ジェンダー法政政策研究所/花伝社)/「選択的夫婦別姓 これからの結婚のために考える、名前の問題」(岩波ブックレット)を読む  経団連は、6月に「選択 […]

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4.21東京レインボープライド2024

「変わるまで、あきらめない」  4月21日、代々木公園イベント広場&野外ステージで「東京レインボープライド2024」が行われた。渋谷のプライドパレードには1万5000人が参加。20日と21日のイベントには、延べ約 […]

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東京地裁判決(3月14日)「結婚の自由をすべての人に」東京2次訴訟(結婚の平等訴訟)

「憲法24条件2項に違反する状態」  3月14日、東京地裁(飛澤知行裁判長)は、同性愛者、トランスジェンダー、パンセクシャル(全性愛者)など性的マイノリティー8人を原告とする「結婚の自由をすべての人に」東京2次訴訟(結婚 […]

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エコロジー社会主義

「脱成長」と「エコ社会主義」をめぐる綱領的議論の深化を

投稿 マルクス主義はなぜ「生産力主義」であり続けたのか 西島志朗  西島志朗さんから「『脱成長』と『エコ社会主義』をめぐる綱領的議論の深化を」という文章が寄せられた。「生産力主義」の歴史を紐解く中で考察している。第四イン […]

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COP28 資本家の手品の歴史に新たな記録

「ゆでガエル」の道への宣言 ダニエル・タヌロ  アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで11月30日から12月13日まで開催された、2023年国連気候変動会議あるいはCOP28としてもっとよく知られた会議の2週間にわたる気候 […]

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国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)批判(下)

シャルム・エル・シェイクにおける化石の勝利 ── 闘いだけが残されている  ダニエル・タヌーロ 「損失と損害」:森を隠す木  メディアは、「損失と損害」のための基金を創設するという決定を大きく評価した。これは、貧しい国々 […]

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国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)批判(上)

シャルム・エル・シェイクにおける化石の勝利 ── 闘いだけが残されている ダニエル・タヌーロ グリーン資本主義の強欲  エジプトのシャルム・エル・シェイクでCOP27が始まる数日前、私はこの会議が「グリーン・ウォッシュ、 […]

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第四インターナショナル日本支部へ


世界の闘いから

全世界の多くの地域で抑圧に抗してたたかいつづける人々の真実のすがたを私たちは、独自に入手した資料をもとに可能なかぎり事実に即し、被抑圧者の観点に立った報道と分析をおこなっています。

ウクライナ連帯

われわれは、永久に続く戦争の世界に生きている。ロシアのウクライナ侵攻は転換点を象徴している。つまり、ヨーロッパの中心部における武力による戦争という状況の中で、核兵器の警報が鳴っているのは1945年以降では初めてのことである。

内ゲバ主義批判

政治闘争が暴力的闘いにとってかわられるような会議を私はたったひとつも思い起こすことはできない。プロレタリア大衆が望んでいたのは、聞いて理解することだった。ボリシェヴィキが望んでいたことは、大衆を納得させることであった。
レオン・トロツキー

青年戦線

現代社会は青年に希望を与えることはできない。われわれは「新しい秩序」を求める。
古い秩序を捨て去り、希望に満ちたあたらしい社会の建設をめざす。未来を切り拓くあたらしい青年運動を建設しよう。

沖縄闘争

沖縄に対する米国と日本による共同の軍事植民地支配、沖縄への日本(ヤマト)による「構造的差別」の問題が強く意識され、「沖縄の自治・自決」「独立」の問題が沖縄の知識人や活動家の間だけでなく、一般の人びとの間でも論じられるようになっている。

韓国は、いま

「進歩」を自任していた民主化運動出身の政治家たちも権威と歪曲された性の認識から、自由ではないということが再び確認されている。女性に対する暴力を認知して省察することは、女性抑圧的社会構造を認識することから出発する。

コラム《架橋》

米騒動New!!

コラム「架橋」  「古米」が需要不足を補うために、「古古古古米」まで総動員した備蓄米放出が始まった。また、石破総理や小泉農林水産大臣は、それでも足りなければ海外産の米を輸入するとまで言い切った。農業政策の切り捨て、方向転 […]

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ラテンアメリカにおける人種と差別

コラム「架橋」  メキシコはメスティソの国と言われる。スペイン系白人と先住民の混血の国という意味である。地球の歩き方の2017~18版ではメスティソ60パーセント、先住民30パーセント、スペイン系白人9パーセントとなって […]

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「判決」「統一教会解散」

コラム「架橋」  3月末、東京地裁は、宗教法人法に基づき世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)に対して解散を命じた。そして解散理由としてあげたのは「高額の献金集めなど例のない膨大な規模の被害を生じさせたうえ、同時に途切れる […]

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「取るべきところから」

コラム「架橋」  「今年は裏作であまり出てこない」「当たり年で次々でてきて」。旬の筍を届けてくれた友知人が語る「豊作/不作」の真逆な話しに「自然は千差万別の顔を持つ」と感じる。なかなか下がらなかった葉物も値下がりした。  […]

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耳が聞こえない

コラム「架橋」  4月の中旬、自宅介護している叔母が発熱し、急きょ駆けつけてくれた訪問医の判断で救急車を呼び、近所の行きつけの病院に緊急入院することになった。叔母の介護に入ってから2年ほどになるが、救急入院は4~5回目に […]

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横山晋さんのお墓参り

コラム「架橋」  4月29日に、昨年5月5日に61歳で亡くなった横山晋さんの墓参りがあった。17人も参加。彼は山谷の支援を長年にわたり精力的にやっていた。この日も山谷の炊き出し。炊き出しがひと段落し暑かったので、アイスを […]

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吉村昭の残したもの

コラム「架橋」  映画「雪の花―ともに在りて」を見た。今年1月に公開された作品で、製作委員会が作り松竹が配給した。 原作は吉村昭の同名の小説である。生家のあった地元自治体は、中央図書館内に記念館を併設し彼の偉業を称えてい […]

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子ども食堂と大食い番組

コラム「架橋」  「子どもの貧困は、大人の貧困である」。これはある革新系女性県会議員の発言である。たまたま奉仕団体のテーブルで、隣り合わせになったときに耳にした言葉だ。彼女は、地方の県庁所在地で自ら「子ども食堂」を開設し […]

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