文化・批評
投稿 映画『ニーキャップ』
沢中仙 まず冒頭で記事の訂正を指摘します。2025年7月28日号(第2872)の英国発『パレスチナ連帯、偽善に死を ガザ連帯は反ユダヤ主義ではない』(デイブ・ケラウェイ)記事中のラップグループ「クニーキャップ」とあるの […]
寄稿 書評:「ロシア 女たちの反体制運動」
著者:高柳聡子/集英社新書(2025年4月17日) 「なかったこと」にできない、女たちの闘い 寄稿 高尾 昇 「1934年の第17回党大会の代議員1966人のうち1108人が逮捕され、多くが死刑に処され、党中央委員会1 […]
書評「不当な債務」
(フランソワ・シェネ 作品社2017) 「国家債務」に対する革命的左派の立場 西島志朗 本書は、「ギリシャ金融危機」で先鋭化したヨーロッパ諸国での「債務危機」を中心にして、資本のグローバル化と金融資本の跳梁跋扈について […]
書評:「それでもなぜ、トランプは支持されるのか」
会田弘継著/東洋経済2024年 「トランプ現象」の根底にあるもの 西島志朗 トランプは、病因ではなく病状 著者は、アメリカ保守思想の研究者である。本書は、2017年以降、著者が学術誌や論壇誌に発表した論考をまとめたもの […]
読書案内 「誘拐された西欧、あるいは中欧の悲劇」
ミラン・クンデラ著 阿部賢一訳(集英社新書) 小民族の視点から、絶望を越えて未来志向の文化を模索する 「プラハの春」の現代性 ミラン・クンデラ(1929―2023年)は、チェコスロバキア生まれのフランスの作家。『存在の […]
書評:「AI・機会の手足となる労働者」
モーリッツ・アルテンリート著/白揚社 2024 西島志朗 左翼活動家必読の書がここにある 「デジタル資本主義」と労働の変容 カリフォルニア州にあるグーグルの本社では、胸につけたバッジの色で、働く人々を区別する。正社員は […]
読書案内『帝国で読み解く近現代史』
岡本隆司・君塚直孝著/中公新書ラクレ/1155円(税込み) 近現代における「帝国」の意味 多極化する世界をどう考えるか トランプの再登場で、西側世界の分裂、米国の覇権の終わりと多極化、米ロ・米中の対立あるいは協調、日本 […]
書籍紹介 写真集「被爆2世の肖像」
吉田敬三作/南山舎刊/2500円+税 被爆者の強い思いがにじむ 知人からの年賀はがきで、吉田敬三さんの写真集「被爆2世の肖像」を知った。本を取り扱っているという沖縄県石垣島の「島のもの屋」に注文した。 100点以上の被 […]
「ソウルの春」を観た
SM 「ソウルの春」のDVDを観た。「ソウルの春」は、2023年製作の韓国映画で監督はキム・ソンス、原題は서울의 봄で、英題は12.12:The Dayだ。 1979年の10月26日、韓国大統領が側近に暗殺される。19 […]
書評:「生命に部分はない」
アンドリュー・キンブレル (福岡伸一訳 講談社現代新書 2017)西島志朗 人体は商品になった 読み進めるほどに、嘔吐をもよおすような嫌悪感を禁じえない。こんなことが許されていいはずがないと、誰もが感じるはずだ。しかし […]
映画案内 『マミー』
二村真弘監督作品・2024年・119分 怠慢捜査とメディアが作り出す虚像 えん罪を一掃する運動の発展を今こそ ドローンが青空をゆっくりと、穏やかな波が光る海面を進む。やがてカメラは海岸線を越えていく。私たち観客は、この […]
「エコロジー共働体への道 アンドレ・ゴルツ」(技術と人間 1983) 第二部Ⅲ3「より少なく働き、よりよく生きる」を読んで、「労働時間」と「脱成長」について考える
投稿 読書案内 西島志朗 世界に冠たる「長時間労働」の国 過去半世紀間、あらゆる社会調査が、日本の労働者の長時間労働を指摘してきた。周知のように、男性正社員の長時間労働にこそ、様々な「社会問題」の根源がある。グラフは、 […]

