酒井与七論文集
私にとっての「左翼道」の先生楽しかった談論風発のひと時
中村丈夫さんとのことなど(下) 酒井与七 「大ブント」構想という「憶測」 ところで、『マルクス主義革命論史』の編者の顔ぶれとの関係で、これには廣松渉さんの「大ブント構想」との重なりがあったのではないかという憶測があるよ […]
叛軍兵士裁判と『マルクス主義革命論史』編集を軸に
中村丈夫さんとのことなど(上) 酒井与七 本紙11月10日号に掲載した『紙碑 中村丈夫』の紹介に続いて、一九六〇年代後半から七〇年代にかけた中村さんとの共同作業について述べた酒井与七同志の文章を掲載する。なおこの文章は […]
論文に掲載にあたって
酒井与七 私の論文集について パソコンで読めるデジタル・ファイルとしてここに集めているのは、1960年代中頃から1990年代初期にかけてさまざまなテーマについて書いたもののうち、いまも私の記憶に残っていて、現在または今 […]
ロシア過渡期経済政策と堕落した労働者国家ソ連邦についてのノート
〔『世界革命』1989年2~4月発表――2007年10月〕 酒井与七 ―目 次― はじめに――ロシア十月革命の性格とスターリニスト・テルミドール第一部 トロツキーのロシア過渡期経済認識と政策構想第一章 新経済政策(ネップ […]
マルクス=エンゲルスの労働組合論と階級的労働組合運動
酒井与七 目 次 はじめに Ⅰ マルクス=エンゲルスの「共産党宜言」と労働組合 Ⅱ 第一インターナショナルとマルクス=エンゲルスの階級的労働組合運動の立場 Ⅲ 労働者階級の国際的統一のための闘い――労働者階級の独立的な国 […]
プロレタリアートの階級闘争と党
酒井与七 <目 次>一 党と労働組合のためのマルクスとエンゲルスの闘い 「すべての階級闘争は政治闘争である」 プロレタリアートの階級的結集と党 共産主義的前衛と労働者政党 (補注)二 プロレタリア革命にお […]
ソ連邦におけるスターニズムとその終焉 酒井与七 1990年〔8月以後〕
酒井与七 目 次Ⅰ 一つの歴史の終焉戦後世界のあり方の転換 ― 一九七〇年代前半からの一九八〇年代前半にかけて帝国主義諸国プタロレリアートと労働者諸国家Ⅱ 過渡期労働者国家における反革命的テルミドールとしてのスターリニズ […]
過渡期と商品市場――トロツキーのソビエト過渡期経済論/抜書きとノート
酒井与七 ― 目 次 ―はじめに一 新経済政策(ネップ) 二つの報告 戦時共産主義から新経済政策へ 新経済政策の意味 レーニンの「自己批判」二 戦時共産主義の想定 新経済政策(ネップ)への転換をめぐって トロ […]
第三インターナショナルの歴史的敗北と戦後プロレタリアート
われわれの討論のために 酒井与七 目 次 はじめに一 第二インターナショナルと第三インターナショナル二 一九二〇年代�三〇年代の第三インターナショナルの政治分化三 一九三〇年のヨーロッパと戦後のヨーロッパ四 戦後マル […]
私の「封建論争」[『経済学批判』第13号、1983年4月]
中村丈夫 長野大学 覆刻された岩波の『日本資本主義発達史講座』をひもとくと、さまさまな想いが浮び上ってくる。なかでも、愁雲莫々、惨霧モウ[サンズイ+蒙]々たる彼方に見え隠れするのは、鎮めようにも鎮められないだろう若き […]
国際革命文庫『過渡的綱領』(1977年)まえがき
酒井与七 “過渡的綱領”について 第四インターナショナル創設国際会議(一九三八年九月三日)は、「戦争の危険についての宣言」、「極東における戦争についての決議」、「アメリカ帝国主義の世界的役割についての決議」、「インター […]