寄稿「アンドリュー・ワイエス展」を観て

20世紀アメリカ 孤高のリアリズム 立原龍二 アンドリュー・ワイエスとは  アンドリュー・ワイエスは、1917年、挿絵画家である父と妻の六人兄弟の末息子として生まれた。7歳から水彩画をはじめたその画業はアメリカを代表する […]

読書案内「みんなのためのパレスチナ入門」

エリアス・サンバー著・杉村昌昭訳(平凡社新書 1000円+税) パレスチナについての認識を一新するような内容  エリアス・サンバーは1947年、英領パレスチナ(現在のイスラエル)のハイファに生まれ、48年にシオニストが多 […]

文化・批評
投書 映画「済州島四・三事件 ハラン」を観た

島民3万人が虐殺される軍隊は、恐ろしい「済州島人で、在日で、よかった」と思える社会を                      SM  ポレポレ東中野で映画「済州島四・三事件(チェジュドよんさんじけん) ハラン」(監督: […]

書評「福音派」―終末論に引き裂かれるアメリカ社会

加藤喜之著 中公新書 2025 [投稿]  西島志朗 「終末論」的世界観  本書の著者は、「まえがき」を次のように書き出している。 「現在のアメリカでは、複数の争点をめぐり、極めて深刻な対立が生じている。中絶は女性の基本 […]

投書「霧のごとく」(大濛、A Foggy Tale)を観た

涙が止まらなかった 国家の解体は、私たちの課題だ SМ  川崎市アートセンターで、映画「霧のごとく」(監督:陳玉勲〈チェン・ユーシュン〉)/原題:大濛、英題:A Foggy Tale/2025年/台湾映画)を観た。2回観 […]

文化・批評
映評「金子文子 何が私をこうさせたか」

没後百周年。国家権力と社会制度に抗した文子の思想に迫る 立原龍二 無政府主義者として生きた独房での121日間  「現に在るものをぶち壊すのが私の職業です」。これは、1926年(大正時代)7月23日、23歳の若さで、宇都宮 […]

書評 ヤニス・バルファキス著『テクノ封建制:何が資本主義を壊したのか』(下)

ウォルデン・ベロ 議論の明確化が必要  私はバルファキスのパラダイムの重要な要素について、いくつかの意見があります。それらは批判的意見ですが、同志的な批判です。第一に、彼が言う「クラウド・プロレタリアート」には低賃金のサ […]

フレデリック・ロルドンの「不服従のフランス(LFI)」批判について ②

「不服従のフランス」は反資本主義なのか?2026年1月6日 アダム・ノバック ネットワークと寡頭体制  テクノ封建制をめぐる論争は、「不服従のフランス(LFI)」の戦略的方向に関わる重要なものである。LFIの運動は「ネッ […]

書評 ヤニス・バルファキス著『テクノ封建制:何が資本主義を壊したのか』(上)

私たちは新しい封建制の時代に入ったか?ウォルデン・ベロ  ヤニス・バルファキス著『テクノ封建制:何が資本主義を壊したのか』をめぐって主にヨーロッパの左派の間で、資本主義後の世界についての議論が活性化している。同著の日本語 […]

21世紀のファシズムとどう闘うのか?③

ヨーロッパと南米の経験から エンツォ・トラヴェルソとのインタビュー 新興右翼の特徴は過去への回帰、語るべき未来の不在 Q あなたは1920年代や30年代との類推が可能かもしれない点として、私たちが現在、単なる経済的・政治 […]

ファシズムとどう闘うか
21世紀のファシズムとどう闘うのか?

ヨーロッパと南米の経験から ② エンツォ・トラヴェルソとのインタビュー 極右が「民主主義的秩序の守護者」として台頭  たとえばフランスのマリーヌ・ルペンは党名を変更し、父親と決別しただけでなく、第五共和制の制度と民主主義 […]

文化・批評
投稿 映画『ニーキャップ』

沢中仙  まず冒頭で記事の訂正を指摘します。2025年7月28日号(第2872)の英国発『パレスチナ連帯、偽善に死を ガザ連帯は反ユダヤ主義ではない』(デイブ・ケラウェイ)記事中のラップグループ「クニーキャップ」とあるの […]