映評「金子文子 何が私をこうさせたか」
没後百周年。国家権力と社会制度に抗した文子の思想に迫る 立原龍二 無政府主義者として生きた独房での121日間 「現に在るものをぶち壊すのが私の職業です」。これは、1926年(大正時代)7月23日、23歳の若さで、宇都宮 […]
書評 ヤニス・バルファキス著『テクノ封建制:何が資本主義を壊したのか』(下)
ウォルデン・ベロ 議論の明確化が必要 私はバルファキスのパラダイムの重要な要素について、いくつかの意見があります。それらは批判的意見ですが、同志的な批判です。第一に、彼が言う「クラウド・プロレタリアート」には低賃金のサ […]
フレデリック・ロルドンの「不服従のフランス(LFI)」批判について ②
「不服従のフランス」は反資本主義なのか?2026年1月6日 アダム・ノバック ネットワークと寡頭体制 テクノ封建制をめぐる論争は、「不服従のフランス(LFI)」の戦略的方向に関わる重要なものである。LFIの運動は「ネッ […]
書評 ヤニス・バルファキス著『テクノ封建制:何が資本主義を壊したのか』(上)
私たちは新しい封建制の時代に入ったか?ウォルデン・ベロ ヤニス・バルファキス著『テクノ封建制:何が資本主義を壊したのか』をめぐって主にヨーロッパの左派の間で、資本主義後の世界についての議論が活性化している。同著の日本語 […]
21世紀のファシズムとどう闘うのか?③
ヨーロッパと南米の経験から エンツォ・トラヴェルソとのインタビュー 新興右翼の特徴は過去への回帰、語るべき未来の不在 Q あなたは1920年代や30年代との類推が可能かもしれない点として、私たちが現在、単なる経済的・政治 […]
21世紀のファシズムとどう闘うのか?
ヨーロッパと南米の経験から ② エンツォ・トラヴェルソとのインタビュー 極右が「民主主義的秩序の守護者」として台頭 たとえばフランスのマリーヌ・ルペンは党名を変更し、父親と決別しただけでなく、第五共和制の制度と民主主義 […]
投稿 映画『ニーキャップ』
沢中仙 まず冒頭で記事の訂正を指摘します。2025年7月28日号(第2872)の英国発『パレスチナ連帯、偽善に死を ガザ連帯は反ユダヤ主義ではない』(デイブ・ケラウェイ)記事中のラップグループ「クニーキャップ」とあるの […]
21世紀のファシズムとどう闘うのか?
ヨーロッパと南米の経験から ① エンツォ・トラヴェルソとのインタビュー トランプの再登場以来、世界各地で「ファシズム的状況」が加速し、シンクロ化している。イタリア出身の歴史学者で、マルクス主義の立場からファシズムをめぐ […]
寄稿 書評:「ロシア 女たちの反体制運動」
著者:高柳聡子/集英社新書(2025年4月17日) 「なかったこと」にできない、女たちの闘い 寄稿 高尾 昇 「1934年の第17回党大会の代議員1966人のうち1108人が逮捕され、多くが死刑に処され、党中央委員会1 […]
書評「不当な債務」
(フランソワ・シェネ 作品社2017) 「国家債務」に対する革命的左派の立場 西島志朗 本書は、「ギリシャ金融危機」で先鋭化したヨーロッパ諸国での「債務危機」を中心にして、資本のグローバル化と金融資本の跳梁跋扈について […]
書評:「それでもなぜ、トランプは支持されるのか」
会田弘継著/東洋経済2024年 「トランプ現象」の根底にあるもの 西島志朗 トランプは、病因ではなく病状 著者は、アメリカ保守思想の研究者である。本書は、2017年以降、著者が学術誌や論壇誌に発表した論考をまとめたもの […]
書評:「絶望死のアメリカ」
アン・ケース/アンガス・ディートン みすず書房2021年「トランプ現象」の根底にあるもの 西島志朗 「絶望死」のエピデミック アメリカ労働者階級の中の、特定の社会的属性を持つ労働者の平均寿命(出生時平均余命)が短くなっ […]

