「スポーツ祭東京」やめろ!

3.31無駄づかいの天皇イベントいらない
日体協に向け抗議デモ

一〇〇〇億円
もの予算浪費
三月三一日、やってる場合か!「スポーツ祭東京」実行委員会(呼びかけ:立川自衛隊監視テント村、反天皇制運動連絡会、靖国・天皇制問題情報センター)は、天皇賛美の国民体育大会・東京大会(東京国体)を主催する東京都・日本体育協会(日体協)・文部科学省に対する抗議として日体協本部のある岸記念体育会館へ向けてデモを行い、三八人が参加した。
第六八回国民体育大会(スポーツ祭東京)は、九月二八日から一〇月八日まで東京の各地で開催され、一〇月一二日から一四日まで「障害者スポーツ大会」が開催される。総合開会式が味の素スタジアム(調布市)で開催されるが、ここに天皇が「ご臨席」と称して参加し、「お言葉」を述べ天皇制にからめとろうとしている。しかし参加者の多くは、生徒・児童や町内会を動員しての「応援ボランティア」なる強制動員がほとんどだ。こんな天皇イベントのために一〇〇〇億円(施設整備六五〇億円/開催経費二〇〇億円/人件費一五〇億円)の巨額な税金の無駄遣いを強行する。安倍政権によって生活保護費をはじめ福祉・教育費などが立て続けに削減されようとしているこの時期にだ。実行委は、天皇制賛美と無駄遣いの国体の廃止を掲げて取り組んできた。

五輪招致運動
にも反対を!
実行委から集会あいさつが行われ、「日体協の前身は、かつての天皇制ファシズム下でスポーツを通じた国民動員に協力した大日本体育協会だ。戦争協力を露骨に打ち出した『明治神宮国民体育大会』を開催していた。戦後は日体協と名称を変え、国民体育大会として再出発し、天皇を出席させて権威づけようとしている。総合優勝県に与えられる優勝杯は『天皇杯』と名づけられ、天皇杯を目指して不正な選手獲得競争や審判の八百長が続いている。いいかげんにこんな国体はやめろ」とアピールした。
東京国体・銃剣道問題を考える会は、「銃剣道が国体競技として練馬区で実施される。銃剣道は、自衛隊で行われてきた『戦技』だ。銃剣道が国民スポーツだとして国体で『少年の部』を設定し、子どもたちに押しつけている。練馬区のスポーツ振興課に対して『銃剣道がなぜ国民のスポーツなのだと問いただしたところ、『日体協が国民スポーツだと認めているからだ』などと強引な根拠づけを行ってきた。日体協に対しては、国体と銃剣道をやめろと言っていかなければならない」と強調した。
反五輪の会は、この間の抗議行動を報告し、「国威高揚と無駄遣いの東京オリンピックなんかいらない!都の招致運動に抗議していこう」と呼びかけた。
労働運動活動者評議会は、昨年の沖縄海づくり大会抗議行動を報告し、「今年は熊本の水俣で一〇月二六日に行う。天皇を出席させチッソ公害から再生したと演出しようとしている。大会に抗議していこう」と批判した。

警察の弾圧・
挑発はねのけ
集会終了後、日体協本部に向けてデモに移り、「東京国体なんかやめろ!天皇の参加反対!日体協は国体をやめろ!一〇〇〇億円の税金を返せ!」とシュプレヒコールを渋谷一帯に響かせた。
なお警察は、一〇〇人近い公安政治警察で盗撮と面割を行ってきた。さらに機動隊も数百も大量動員してきた。しかもデモ先頭に指揮車を配置し、不当なデモ規制を強行してきた。抗議する実行委に対して「警告」も出してきた。実行委員は、権力による表現の自由への敵対と挑発を許さず、断固としてデモを貫徹した。今後も予想される権力のデモ規制・弾圧をはね返していこう。       (Y)

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