「脱成長」と「エコ社会主義」をめぐる綱領的議論の深化を

投稿 マルクス主義はなぜ「生産力主義」であり続けたのか 西島志朗  西島志朗さんから「『脱成長』と『エコ社会主義』をめぐる綱領的議論の深化を」という文章が寄せられた。「生産力主義」の歴史を紐解く中で考察している。第四イン […]

COP28 資本家の手品の歴史に新たな記録

「ゆでガエル」の道への宣言 ダニエル・タヌロ  アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで11月30日から12月13日まで開催された、2023年国連気候変動会議あるいはCOP28としてもっとよく知られた会議の2週間にわたる気候 […]

国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)批判(下)

シャルム・エル・シェイクにおける化石の勝利 ── 闘いだけが残されている  ダニエル・タヌーロ 「損失と損害」:森を隠す木  メディアは、「損失と損害」のための基金を創設するという決定を大きく評価した。これは、貧しい国々 […]

国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)批判(上)

シャルム・エル・シェイクにおける化石の勝利 ── 闘いだけが残されている ダニエル・タヌーロ グリーン資本主義の強欲  エジプトのシャルム・エル・シェイクでCOP27が始まる数日前、私はこの会議が「グリーン・ウォッシュ、 […]

資本主義に奉仕する「温暖化対策」④

COP26は新自由主義の極致 ダニエル・タヌロ 気候資金:貧乏人よ、投資家にとって魅力的な存在になるように努力せよ!  「気候資金」に関して言うと、この犯罪的な論理の頂点に達している。気候資金には、公的資金と民間資金とい […]

資本主義に奉仕する「温暖化対策」③

COP26は新自由主義の極致 ダニエル・タヌロ 2050年までのカーボンニュートラルへと大急ぎ  市場主権―言い換えれば利益主権や株主主権―は、「合意」においてだけでなく、各国政府が「2050年までのカーボンニュートラル […]

資本主義に奉仕する「温暖化対策」②

COP26は新自由主義の極致ダニエル・タヌロ 乗り越えられない矛盾、混沌の源 中国とアメリカはCOPで共同声明を発表した。それは、事態の打開には何の役にも立たないだろう。それは主に体面を整えるための声明である。この2つの […]

COP26のバランスシート

民衆の闘いこそクライメート・ジャスティスを実現する道だ!エコ社会主義の未来を切り開こう 大森 敏三  10月31日に開幕したCOP26は、会期を予定より一日延長して11月13日に閉幕した。その結果は、タヌーロ同志がCOP […]

資本主義に奉仕する「温暖化対策」➀

COP26は新自由主義の極致ダニエル・タヌロ  グラスゴー会議(COP26)が優先すべきだったのは、(1)「先進」国が2020年以降、「緑の気候基金」に少なくとも年間1000億ドルを拠出して、グローバル・サウスが気候変動 […]

COP26 うわべの多言はもうたくさんだ

気候正義実現は闘いでのみ可能 生産力主義に対する生産者の決起を ダニエル・タヌロ  今、英国のグラスゴーでCOP26が開催されている。気候危機の原因が人間の活動にあることが科学的に断定されるなか、各国指導者は対応への真剣 […]

気候変動 IEA(国際エネルギー機構)の変身(10月11日発行)

繰り返される資本主義救出策動民衆の大決起つくり上げ粉砕へ化石燃料資本の番犬が新たなワナを仕掛けたダニエル・タヌロ  国際エネルギー機構(IEA)は1948年のその創立以来、化石燃料大資本の番犬となってきた。科学者たちの数 […]

気候 IPCC6次報告(9月20日発行)

急進的変革へ民衆的決起をNPA(フランス反資本主義新党)環境委員会  IPCCの科学者たちは明快だ。「気候変動は広がり、加速し、激化中」と。ロシア、トルコ、ギリシャ、フランス、さらに米国の大火、ベルギー、ドイツ、中国そし […]