パナマ建設労働組合との連帯に対する提案

第4インターナショナル国際委員会で採択

検討事項

1 パナマの住民とその組織は住民、先住民、組合・労働組合勢力による数カ月にわたる連日のデモ、若者のメガ・マーチ、道路・街路閉鎖、1カ月以上続いた教員ストライキを経て、昨年11月28日に勝利を収め、最高裁判所に、銅・金・モリブデン露天掘り鉱山の継続的な開発を合法化しようとする契約法は違憲と判断された。

2 パナマ政府が、アメリカ、中国、カナダ資本の鉱山の閉鎖を宣言したにもかかわらず、同鉱山はその支配下にあり続け、すでに採掘された原料を国外に持ち出す強い意志を示している。また、今年5月の大統領選挙でそのような意志を反映した政府が政権を握れば、同鉱山を操業し続けることが可能になる。

3 闘争の過程で、2人の教育者ともう1人の参加者が暗殺され、パナマ共和国教師協会(ASOPROF)の指導者が訴追され、建設・類似労働者単一労働組合(SUNTRACS)の銀行口座が閉鎖された。その後、同組合の口座開設をすべての銀行が拒否するという、ラテンアメリカの労働組合運動において前例のない事態となった。

4 検事総長は昨年12月、SUNTRACSに対する法的手続きは行わないと公式に宣言した。それにもかかわらず今年2月26日、マネーロンダリングの疑いでSUNTRACSに対する捜査が行われ、街頭閉鎖で告発されたリーダーの1人が逮捕された。

5 SUNTRACSが指導部に席を置く国際建築・木材労組(BWI)は、このような抑圧的措置に反対する連帯キャンペーンを展開している。

決議

 活動家とSUNTRACSとの連帯キャンペーンを採択し、私たちが参加するすべての組合 と社会運動にこのキャンペーンを展開し、あらゆる迫害の停止と闘争的組合の口座再開を要求することを求める。
2024年2月27日

THE YOUTH FRONT(青年戦線)

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