グリーン交通・公共交通で道を切り開こう
鉄道労働者のストライキを積極的に支持する
9月14日、全国鉄道労働組合が鉄道民営化の前段階であるSRTの新規路線拡大の撤回を要求してストライキに突入した。現在、高速鉄道はSRTとKTXの競争体制で運営されている。こうした中、今年6月、政府は最近、政府施行令を改正してSRTの赤字を解消し、公営企業に転換する特恵を与えただけでなく、今度は路線まで拡大するというのだ。
SRTの新規路線拡大は不当な特恵であり、再び生き返った鉄道民営化の亡霊である。去る9月1日からSRT水西発の新規路線が追加された。釜山―水西SRT列車を縮小し、全羅・京津・東海線に投入したのである。このため、釜山―水西区間は1日4100席余りが減ったが、新たに投入された路線は1日に運行回数が2回に過ぎない。
代替案は鉄道統合だ。政府のSRT債務救済特恵、新規路線拡大特恵は高速鉄道の普遍化という市民の利益に全く役に立たない。これに対し鉄道労組は、水西発KTXを運営すれば運賃は現在より安くなり、路線と座席が拡大されると主張する。しかし、高速鉄道を企業に売り渡そうとする無謀な民営化野望に陥った政府は、鉄道民営化だけを見据え、鉄道労働者と市民の要求を無視している。
鉄道民営化を阻止し、公共交通のために闘う鉄道労働者のストライキは正当である。また、気候危機の時代、公共交通の重要性はますます高まっている。炭素排出と運賃を減らし、公共性と移動権を高めるという鉄道ストの要求は、市民の要求である。日を追うごとに社会を後退させる尹錫悦政権に対し、未来のための闘争に乗り出した鉄道労働者の闘争は韓国社会の希望である。労働党は鉄道労働者たちの正当なストライキに積極的に連帯し、グリーン交通・公共交通時代に共に歩んでいく。
2023年9月15日
労働党
朝鮮半島通信
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