タクシー労働者を焼身自殺に追い込んだヘソン運輸を糾弾する

労働党は最後まで責任を問う

 227日間にわたる宣伝戦の最中に、ヘソン運輸のタクシー労働者、パン・ヨンファンさんはタクシー現場の完全月給制、未払い賃金の支払いを訴えて、焼身自殺を試みた。パンさんは重度の火傷を負い病院に搬送されたが、重体の状態である。

 旅客自動車法の改正により、ソウル市ではタクシーの謝金制度は廃止され、月給制に転換された。しかし、タクシー会社は依然として自らの都合の良い給料制を維持し、タクシー労働者の処遇を悪化させ続けている。ソウル市のヘソン運輸で働いていたパンさんは、法律が定めるところにより完全月給制に基づく労働契約書の作成を要求した。しかし会社はこれを拒否し、週40時間勤務するパンさんに100万ウォンの給料しか支給しなかった。

 その後パンさんは、タクシー労働者の処遇改善のためにヘソン運輸に労働組合を設立するなど多くの努力をしてきた。しかし、会社側は労働組合を敵対的な相手とみなし、不法解雇まで行った。2022年11月、最高裁から不当解雇に対する勝訴判決を受け、再びタクシー労働者に戻った彼は、タクシー労働者のための完全月給制の施行を求め、毎日1人デモを行ってきた。

 ヘソン運輸社側の継続的な弾圧と長年の低賃金生活にもかかわらず労働党員であるパンさんは、すべてのタクシー労働者の願いである完全月給制を現場で実現するために闘争してきた。私たちは、党員であるパンさんの切実で正当な闘争を胸に刻んだ。私たちは、タクシー労働者の生活を変えようとしたパンさんを誇りに思っている。

 労働党は、党員であるパンさんの要求を最後まで拒否し、最終的には焼身自殺にまで至らしめた責任をヘソン運輸に追及していく。

2023年9月26日

労働党

朝鮮半島通信

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