勝利して帰ってきたタクシー労働者、パン・ヨンファン烈士よ!
死に深い哀悼の意を表します。
今日(6日)未明、タクシー労働者のパン・ヨンファン烈士が私たちのそばを離れた。焼身自殺後11日間、全身に広がる火傷の痛みと彼は闘いつづけた。より良いタクシー労働を作りたいという切実な思いを残したまま、私たちのもとには、二度と戻らなかった。
パン・ヨンファン烈士の要求はあまりにも常識的で正当なものだった。すでにタクシー発展法と労働基準法に明記された法律を法人タクシー事業主が守れということである。しかし、法人タクシー事業主は違法と便法を選択した。労働組合の決定と労働条件不利益変更の拒否を理由にパン・ヨンファン烈士を解雇し、週40時間労働の対価として100万ウォンだけを給与として支給し、暴行と暴言、配車の不利益で嫌がらせをし、踏みにじった。 それでもパン・ヨンファン烈士の抵抗闘争は227日間継続した。
共犯者は他にもいた。それは雇用労働部とソウル市庁である。パン・ヨンファン烈士の数度にわたる苦情と陳情にもかかわらず雇用労働部は、一度も労働監督を行わなかった。またソウル市庁は管理責任を果たさなかった。「法を守れ」というパン・ヨンファン烈士の正当な要求は、結局、焼身自殺で抵抗しなければならない状況に追い込まれたのである。
私たちはシステムが崩壊した2023年の韓国社会を見て、深い絶望と怒りを感じる。法を守らなくても罰せられない事業主、管理監督の責任を放棄する行政機関、どこにも頼ることができず、すべての痛みを一人で耐えなければならない労働者。労働者は、一体いつまで汗を流して黙々と働く一方で、疎外され、苦しまなければならないのか。
完全月給制の履行! タクシー労働者の生存権保障! パン・ヨンファン焼身自殺事件の責任者を処罰せよ
私たちはパン・ヨンファン烈士の闘争精神を忘れない。タクシー労働者の人間らしい生活を保障するために闘う。パン・ヨンファン烈士を崖っぷちに追いやった会社側と雇用労働部、ソウル市に、必ず責任を問う。そうして今日も、私たちは私たちの闘いを組織していく。
2023年10月6日
労働党
朝鮮半島通信
▲ソウル中央地検は10月12日、野党「共に民主党」の李在明代表を背任罪で在宅起訴した。
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