社会主義 「勢力」として大衆の前へ

かけはし 第2659号 2021年3月29日

社会変革労働者党第6回総会
困難を経験しながら

 1月30日に行われた変革党6回総会の雰囲気は決して軽くはなかった。結党6年目、社会主義の全面化を標榜し、既存の進歩政党と異なる勢力が存在することを実証するために、多くの実践を展開したが、大衆の前に代替勢力として認識されるのには不十分であった。党の各機構が有機的に動くという日常的政治活動の形式を創出する上での困難を経験する中で、2020年「社会主義の大衆化」を旗印に、3年にわたる事業計画を提出したが、その1年目が過ぎた状況で、結果的に期待したほどの成果を作れなかったという評価が多い。

 しかし、落ち込んでいる場合ではない。批判的・反省的評価を下しながらも、今年も再び社会主義大衆化事業を決意したのは、迫り来る大統領選挙という舞台で、社会主義勢力の存在を大衆の前に登場させる必要がそれだけ切実なことだからだ。もちろん社会主義という理念が短期間で大衆的な同意を得ることは容易ではない。現在のシステムを支える柱の中の一つであり、このシステムから切り離せない再生産される支配的イデオロギーに風穴を開けて、政治地形に亀裂を作り出すためにも、切実さと同時に、粘り強さがこれまで以上に大事である。

 「今日、私たちは…社会主義の世の中に向けた熱望で社会変革労働者党結党を宣言する。…進歩政党運動はただ議席確保のために党員を付きそいとして立てただけで自由主義政治勢力に依存する野党圏連帯として破綻した。ここに闘う現場労働者が政治の主体であることを堂々と宣言する。実践する党員たちが主体となって、民主主義が生きて呼吸する労働者政治を実現するものである」。5年前に変革党創党総会で発表した宣言文を振り返りながら、我々の変わらない熱望を今大衆の前に示すことができる2021年になるように望む。

変革党6回総会

【大会辞】
一致された決意、確固たる信頼、強力な団結で、社会主義大衆化事業を力強く繰り広げていきましょう


感染者が1億人に迫って死亡者が200万人を超えているコロナ事態にもかかわらず、社会変革労働者党2021年の定期総会の会場にはせ参じられた党員同志たちに敬意を表します。そして、オンラインで共にしておられる党員同志たちにも同志愛を伝えます。

 コロナが地球村を襲った2020年は確かに難しい限りであったし、この難しさは今年も続くと思われます。コロナ感染症の前がらがらと崩れ落ちる資本主義経済システムの最も底辺にいる労働者民衆が受けた苦痛は実に言いがたいものでした。コロナ事態の前で、資本主義体制は根本的限界を明らかにし、社会主義の原則に立脚した社会的、公共的な方法が大衆的な支持を受け始めました。このような現象がまだ制限的で、堂々と社会主義という名で位置づけされていないが、現在の情勢は、社会主義的価値と方法への大衆的な支持を拡大して、社会主義の大衆化を進展させることができる絶好の機会を提供しています。

 このような情勢の下で、私たちは、2020年組織内外の関心と期待の中で、社会主義の大衆化のための貴重な第一歩を踏むことになりました。社会主義運動というものが困難な韓国社会で、そのことだけでも意味が小さくはないと考えます。それでも我々は満足のいく進展を遂げられずにいます。生活の現場、闘争の現場のあちこちで、社会主義的価値と方法を拡散させる事業が力強く進んではいません。社会主義運動をしている党員の一人ひとりに、より大きな器、より具体的な内容、そしてより豊かな想像力が求められています。党は社会主義大衆化事業に乗り出す党員たちに役立つ実践の武器を提供することを要求されています。本日の総会で、このような要求などに答えを出すことができるようにするために、私たちの知恵を集めていきましょう。

 今年は、社会主義の大衆化3年事業の勝敗を占う年だと見ても過言ではないでしょう。韓国社会のすべての階級階層と政治勢力が激突する大統領選挙の局面で、社会主義政治勢力が堂々と自分の姿を現わすことができるのかを占う1年になるでしょう。この重要な時期に、私たちが持って出さなければならない旗、私たちが行わなければならない実践も、私たちが集めなければならない勢力に対する不信と不確実性にけりをつけなければ、機会を喪失して座礁するでしょう。私たちは、本日の総会の結果として韓国社会主義運動の未来を切り開いていく一致された実践決議、確固たる信頼に基づいた強力な団結で社会主義の大衆化、2年次事業を力強く展開しなければならないでしょう。

 最後に、社会変革労働者党の代表として活動した3年間は私にとって栄光のような期間でした。いろいろと不十分な私にこの貴重な機会を与えて下さった党員同志のみなさんに感謝いたします。社会主義の大衆化を実現するために、初発のように、今後も党員同志のみなさんと共に闘っていきます。
ありがとうございます。

 2021年1月30日

社会変革労働者党代表
キム・テヨン

【この日の総会で、変革党の新任代表としてイ・ジョンフェ同志を選出し、キム・テヨン同志の5期代表の任期は終わった】

総会決議文


コロナ19、災難は公平ではなかった。財閥にとって災難はひとつの機会となったが、労働者民衆にとってそれは、災いそのものだった。崩れる公共性、終わりのない財閥特恵、無分別な解雇と構造調整など、コロナ19は資本主義が作った「損失の社会化と利益の私有化」をあるがまま見せつけた。

 大々的な感染症の事態は、なぜ韓国社会に社会主義の政治が必要なのかということをより鮮明にした。「資本の代替」ではなく、「労働者民衆の代案」がより切実に要求される今日の状況で、変革党の社会主義の大衆化と社会主義大統領候補の闘争は、韓国社会主義政治の新たな始まりを知らせる歴史的転換点になるだろう。

 社会主義は解放の政治であるのと同時に、闘争と連帯の政治であり、労働者民衆の直接政治だ。資本の野蛮に苦しむこの地のすべての労働者民衆を闘争に糾合して、実践を通してすべての社会主義陣営と共に、社会主義が私たちの生活を変える代案として実現することができるように一路まい進するだろう。ここに資本の貪欲に染まった韓国社会の社会主義が現実的な代案政治理念として定着できるようにするための大長征を開始し、私たちは以下のように決議する。

 一つ。韓国社会構造の変革のための社会主義大衆化の実現に党と党員のすべての能力を惜しみなく出しつくすことを決意する。
一つ、すべての闘争する労働者民衆と共に戦い、迫り来る大統領選挙で、社会主義の政治がすべての生き方を変える代案になるように実践することを決意する。
一つ、そのためにすべての社会主義勢力と肩を組み固く連帯し、より大きな社会主義政治の実現のために乗り出すことを決意する。

2021年1月30日
社会変革労働者党6回総会参加者一同

The KAKEHASHI

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