沖縄・米軍人による性暴力を許さない

　【東京】４月27日午後３時から、東京・原宿駅付近で「４・27スタンディング＆アピール
沖縄・米軍人による性暴力を許さない」を沖縄・基地軍隊による性暴力を許さない関東の会が行い、１５０人近くが集まった。
　会の主催者が行動の趣旨を次のように述べた。
　「沖縄でまたもや性暴力が起きた。今年の１月と３月に起こされた。それが今頃報道されている。沖縄では１９４５年の沖縄戦から今日までずっと80年間にも渡って、米兵による性暴力事件が後を絶たない。凶悪犯罪だけでも６千件、性暴力犯罪が２千件。これは氷山の一角だ。去年だけでも報道されているだけで４件。一昨年には3件。それが日本政府によって数カ月間隠蔽され、起訴されなかったりする事件も多い。今年の一月に起きた事件は被害者が訴えているにも関わらず、起訴されなかった。起訴されて裁判を闘っても、５年ほどの軽い刑ですまされている」と現状を報告した。
　そして「沖縄の女性たちが米兵の性暴力の犠牲となっている。自衛隊も性暴力事件を起こしている。すべての原因は沖縄に米軍や自衛隊の軍隊が駐留していることだ。日本政府は口先だけで綱紀粛正を米軍に求めると言っているが、米軍による性暴力事件は収まっていない。米軍基地を沖縄から撤去させること、これが日本政府の仕事だ。80年前に住民の四分の一もの命を落とした沖縄戦があった。沖縄戦の教訓は軍隊は住民を守らないということだった。沖縄戦では前から米軍、後ろから日本軍によって殺された。迷惑ばかりかけ、性暴力事件を引き起こす軍隊は沖縄から出ていけ」と訴えた。
　この後、参加した女性たちが次々と性暴力は許さない、基地の撤去を求める発言を行った。この行動には若い女性たちの参加も目立った。　　　　　（Ｍ）

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