ウィメンズマーチ全国で

かけはし 第2658号 2021年3月22日

各地でフラワーデモ
みんなで歩こう! 平等かちとろう

 5年目のウィメンズマーチが、国際女性デーの3月8日を中心に行われた。また、法務省前や東京駅前など各地でフラワーデモが国際女性デーにあわせて行われた。
 7日、熊本市の白川公園に約30人が集合、「私たちはもうわきまえない」「NOと言える勇気をもとう」と書かれたプラカードを掲げて、繁華街を練り歩いた。熊本での開催は昨年に続いて2回目。
 8日は、大阪、名古屋、東京で行われた。はじめての開催となる大阪では約60人が参加、なんば元町公園をスタート。先日の社民党の副代表に選出された大椿ゆうこさんが「女性政治家を増やそう!」「みんなで選挙に出て勝ちまくろう!」と書かれたプラカードを持って行進する姿がSNSに投稿されていた。開催のきっかけは、昨年11月にウィメンズマーチ東京が開いた国際女性デーの起源を学ぶオンラインセミナー(後述)に参加したことだと主催した福島さんは先立って行われたオンライン集会で語っていた。
 名古屋では久屋大通公園に約50人が集まり、「私たちを無視するな」「格差是正」などのプラカードを掲げて繁華街を練り歩いた。
 東京では今年、国連大学前に約100人が集まり、渋谷駅前などを行進した。昨年はマーチ出発前に上野公園野外ステージでの「ウィメンズストライキ~みんなで抵抗!女一揆大集会」を計画して臨んでいたが、コロナウイルス感染拡大のため「中止」となったため、急きょオンライン・イベント「オンライン・フェミニズムウェーブ?ネットでつなぐ国際女性デー」(ふぇみ・ゼミのサイトで閲覧可能)や「「#おうちでマーチ0308」アクションなどが行われ、今年に引き継がれた。

ウィメンズ・マ
ーチの起源は


この行動につながる「ウィメンズ・マーチ」は、2017年1月21日、ドナルド・トランプの大統領就任に対抗して行われた行動に由来する。この行動は世界中に拡大し、「女性のいない日」などの行動につながっていく。
――いま世界中で、3月8日(国際女性デー)に大規模な女性ストライキが呼びかけられています。私たち「ウィメンズ・マーチ東京」実行委員会は、世界で取り組まれたウィメンズ・マーチに触発され、「国際女性デーにみんなで歩きたい!」と思い立ち、下記の通り集会とマーチを企画しました――
日本ではウィメンズ・マーチ東京実行委員会(連絡先:アジア女性資料センター)がこのように呼びかけた。全文はアジア女性センターのアーカイブなどに収められている。
ajwrc.org/jp/

「国際女性デー」
の起源は?


ウィメンズマーチ東京は昨年11月、国際女性デーの起源を学ぶオンラインセミナーを開催した。講師は伊藤セツさん、短大教員20年、昭和女子大学教員20年、『クラーラ・ツェトキーン』、『山川菊栄』、『国際女性デーは大河のように』などの著書がありそれぞれ増補されている。現在は、国際女性デー通史執筆中とのこと。
「3月8日」という日付についても4つの説があるという。このセミナーの報告は、3月5日にウィメンズマーチ東京のサイトに掲載された。
womensmarchtokyo.wordpress.com


伊藤さんによれば、「女性デー」起源の説を次の4つに整理している。
1つ目の説は1857年のニューヨークの繊維工場の女性労働者のデモ。2つ目は、第二インターナショナルの第2回社会主義女性会議(1910年、コペンハーゲン)での決議。3つ目は、1917年のロシア革命のきっかけとなったペトログラードの女性。4つ目は、国連が初めて国際デーとした。伊藤さんは「第二インターナショナルの決議が起源だという結論に辿り着くまでにとても長い時間がかかりました」と語っている。
(3月15日 KJ)

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