サンケン電気株主総会に抗議行動

6.25 韓国サンケン偽装倒産・全員解雇攻撃やめろ

使い捨て経営
絶対許さない


 6月25日は、埼玉県新座市に本社・工場を持つ東証1部上場企業である(株)サンケン電気の株主総会が行われる日。同社の100%子会社である韓国サンケンで働く労働者が労働組合を結成したことを契機に、大きな利益をあげているにもかかわらず企業そのものを解散、労働者を全員解雇するという不法行為に踏み込んだ経営陣に対して、日韓の労働者が連帯して「組合つぶし」の弾圧を許さない闘いが、困難な条件の中で粘り強く積み重ねられてきた。
 毎週月曜日には「韓国サンケン労組と連帯する埼玉市民の会」、同木曜日には「韓国サンケン労組を支援する会」による早朝行動が本社工場前で行われ、出勤する労働者たちにアピールしてきた。しかし権力・資本の側は、こうした持続的な連帯行動に対して本紙既報のように「支援する会」の中心を担っていた尾沢孝司さんを「威力業務妨害」で逮捕・起訴するという暴挙に打って出た。それは明らかに日韓両国の資本と検察・警察機構の意思を体現した、労働者に対する弾圧にほかならない。尾沢さんはサンケンの「株主」でもあり、同日の株主総会で質問・発言を予定していたという。今回の逮捕・起訴は「韓国サンケン」の企業解散・労働者解雇の不当性が追及されることを恐れたことも、その要因だと言わなければならない。

個々の交流と
連帯が前面に


 株主総会当日、サンケン本社・工場前での午前8時からの早朝行動には60人以上の支援の労働者、市民が参加した。
 この日の本社前集会では、関西生コン労組、東水労、全統一、東京東部労組、全労(全労働者組合)などの代表や、埼玉市民の会も発言した。各労組の仲間は自分たちにかけられた企業からの不当処分・解雇攻撃と結びつけながら、日韓労働者・市民の連帯した行動によって労組つぶしのための「韓国サンケン」の「倒産・全員解雇」の撤回を勝ち取る思いを口々に訴えた。
 今回のサンケン労組の闘いと連帯の運動の中では、労働者それぞれの生き方、好きな歌などを含めた、一人ひとりとの交流が大きく前面に出ていることが特徴だろう。こうした要素を含めて、労働組合相互間の連帯・交流だけではない、新しい連帯のあり方に注目すべきだ。韓国サンケン労組の女性たち、それぞれの顔が漫画でのぼりなどに描かれていることもその一つだ
 倒産・解雇撤回へ。国境を越えた連帯・共同を。尾沢孝司さんは無罪だ。ただちに保釈せよ。日韓労働者の連帯で韓国サンケン闘争に勝利しよう!   (K)

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