8.6五輪反対JOC前行動

海外メディアも関心・注目
NOの声を世界に

競技場前は
まるで関所
 8月6日の夕方から、JOC前で広島・長崎・福島と連帯する反五輪アクションが行われた。JOC前は国立競技場に入場するための「関所」と化している。車道には強固なゲートが設置されていて、選手村などから選手や大会関係者を乗せたバスの終着点となっている。選手らを降ろしたバスは、すぐ右横にある神宮球場の敷地をUターンして戻って行く。歩道も警察官による二重の阻止線がはられている。通行許可証を提示しなければそれより先に進むことができない。ご丁寧なことに「チケットを持っていても通行できません」と看板に表記されている。コロナ対策のために五輪のモニュメントまで近づけないからか、思っていたよりも野次馬は少なかった。
 いつものように「NO!TOKYO OLYMPIC」の大看板と、死神の人形を掲げてアピールを開始する。歩道を行きかうのは、そのほとんどが世界中から来日している報道関係者たちだ。夕食だろうか、コンビニの袋をぶら下げている人がほとんどだが、なかには大きなバッグを引きずりながら競技場に向かっている人もいる。そんなこともあって、この日は英語でのコールが中心になった。そしてアクションに参加した仲間たちの多くが、様々な国のマスコミからインタビューを受けていた。

各地から五輪
の現実に怒り
 アピールの最初は長野県の松本から、五輪の反人民的な欺瞞性を暴く内容だった。広島からは「8・6ヒロシマ平和へのつどい2021」で確認された「市民による平和宣言」が読み上げられた。「宣言」は「今日、人類は、『パンデミック、核兵器・原子力、地球温暖化』といった人類・生態系の危機にどう立ち向かっていくのかが問われている」として、核兵器禁止条約から辺野古基地問題、福島原発事故、在朝被爆者問題、ミャンマー・パレスチナ連帯など多岐にわたるものだったが、最後に「すべての生命とその尊厳が守られる社会を実現しよう」と締めくくられている。福島からは「復興五輪」の欺瞞性を批判して、まだまだ何も解決されていない福島の現状が報告された。
 40~50人による小規模な反対アクションではあったが、私たちが反対の声を上げなければ、その声が世界に届くことはないのである。都議選で反対・中止を訴えた諸政党の人たちや支持者の人たちも共に声を上げていこう。    (R)


 

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