9.6辺野古実防衛省申し入れ行動(9月20日発行)

サンゴ移植計画強行やめろ
大浦湾を壊すな

埋め立て工事
強行をやめろ
 9月6日午後6時半から、辺野古実が月例の防衛省への申し入れ行動を行い、100人が参加した。
 最初に、辺野古実が次のように提起した。
 「辺野古基地建設の埋め立て設計変更申請に対して、知事が不承認を表明する問題が沖縄でのコロナ感染の爆発的拡大の状況によって、いまだなされていない。われわれは知事の表明を断固支持することを確認したい。コロナ感染拡大にもかかわらず、防衛局は埋め立て工事を進めている。サンゴの移植を強行している。米軍基地の被害が続いている。普天間基地から汚染水を一般の下水道に放流した。また、事故・事件も起きている。オスプレイの部品が落下した。許せない」。
 次に花輪伸一さんが「移植したサンゴは8割が死んでしまい、2割も生き残れない。それは水温が高いからとか魚に食べられたと言い訳するかもしれない。しかし、サンゴ移植問題での最高裁判決の少数意見は、知事が不承認だとサンゴ移植はムダになるから、県が移植を認めなかったことは不法ではないと意見を述べた。サンゴの移植をやめるべきだ」と話した。

山城博治さん
電話アピール
 山城博治さんが沖縄から電話でアピールした。
 「コロナ禍でも工事を強引に押し進め、サンゴ移植の暴挙に出ている。辺野古崎で護岸をのばし、埋め立てを急速に進めるためだ。埋め立ては全体の6%しか進んでいない。闘いはこれからだ」。
 「菅内閣が崩壊した。沖縄の声を聞く政府であってほしい。野党が結集して自民党政府を許さない闘いを切り開いてほしい。先島で自衛隊のミサイル配備が進められている。宮古島、与那国島で市長・町長が替わった。石垣島も替わるだろう。平和をつくる戦列が整えられるだろう。9月10日に、私は沖縄平和センター議長を退任する。引き続き闘っていく」。
 参加団体が発言を続けた。サンゴ移植を請け負っている「(株)エコー」(上野駅近く)への抗議行動参加の要請、辺野古ブルーによる知事の不承認があった時の官邸前行動などの提起、警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法!住民訴訟は10月控訴審判決に向けて、裁判所への要請はがき運動への協力などが訴えられた。今回の防衛省への申し入れは、沖縄一坪反戦地主会関東ブロック、ジュゴン保護キャンペーン、地域共闘交流会、ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会の4団体が行った。来月は10月4日(月)午後6時半から。        (M)

資料
防衛省 岸信夫防衛大臣あて
陸上自衛隊西部方面総監 竹本竜司陸将あて

2021年9月1日
要請書

 私たちは、沖縄県宮古島の安寧な未来を希求する住民で構成する市民運動団体です。2019年3月、陸上自衛隊宮古島駐屯地が開設されました。沖縄防衛局による事前の説明では、千代田地区の駐屯地内には「弾薬庫」は建設しないと言われていたにもかかわらず、弾薬庫が建設され、すでに中距離多目的誘導弾の弾薬まで秘密裡に搬入されており、当時の国会で岩屋防衛大臣が陳謝する事態がありました。
 この駐屯地建設には、建設工事についても多くの問題点があります。地質学の専門家が指摘するように、基地の敷地内には断層があり、燃料施設の地下には空洞があることもボーリングデータにより明らかになっていますが、詳細な調査も、地盤改良事業も行われていません。宮古島は全島地下水の島です。年中多い地震により万が一、燃料漏洩や基地内で使用する有毒物質の浸透により、地下水汚染が起これば、宮古島は5万5000人の島民も駐屯する隊員も人の暮らしができない島になります。
 このような宮古島に基地を建設すること自体に無理があるのですが、今、ここへミサイル弾薬・弾頭の持ち込みが、住民への事前の説明も一切なしに行われようとしています。防衛省の「住民の理解を得るために努力する」というのは、全くの掛け声だけに終わっています。住民をだますように建設してしまえば、沖縄防衛局は「運用は自衛隊部隊の領分だ」とまともに対応しません。
 私たちの住民の問いかけは「15旅団に聞け」「西部方面隊に聞け」とたらい回しにされています。
 弾薬が搬入されれば、島全体が戦場になりかねない、平時でも事件事故の危険性もあり、私たちは大きな脅威を感じています。ミサイル配備について、宮古島駐屯地―第15旅団の上部組織として、危険物である弾薬の搬入日時、運搬ルートや安全対策など最低限の説明を地域住民に対して行う責任が西部方面隊―防衛省にはあるはずです。熊本から弾薬を搬出する前に、住民への説明会を行うことを要請します。
 宮古島市座喜味市長も同様に市民への説明会開催を求めているところです。

ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会 代表 中里成繁

「移植」といつわるサンゴ破壊をヤメロと抗議(9.6)DSC_0065

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