10.19総がかり行動が月例19日集会

総選挙勝利へ全力で!
沖縄など現場の闘いと結合

 10月19日、月例の19日行動が午後6時半から衆院第2議員会館前を中心に行われた。
 主催は戦争させない・憲法こわすな!総がかり行動実行委員会。この日は、総選挙の公示日であり、各政党は本番の投票日にむけて総力戦に突入することになった。
 菱山奈帆子さんの歯切れのよい司会あいさつで始まった集会には、600人の労働者・市民が集まった。主催者あいさつは全労連議長の小田川義和さん。コロナ対策を万全にした上で全力で総選挙に勝利しようと呼びかけた。議員からの発言は共産党の伊藤晃参院議員。伊藤さんは、絶好のチャンスを活かして憲法破壊の自公政権を共同の力で倒そうと訴えた。そのほかに立憲民主党の枝野幸男代表と、社民党の福島瑞穂党首からは、連帯のメッセージが寄せられた。

フェミサイド
を許さない!
 市民からの発言の最初は、看護師の宮子あずささん。宮子さんは国を挙げて女性差別に加担する流れ=「フェミサイド」が拡がっていることを厳しく批判し、コロナの問題はそれ自体単独の問題ではなく、女性差別、性暴力などの社会のあり方と深く関わっていることを強調した。沖縄の具志堅隆松さんは、沖縄戦の死者の遺骨を遺族に返すボランティア活動を行ってきた。具志堅さんは、沖縄戦の遺骨が残る沖縄南部の土を基地の埋め立てに使うことに反対し、選挙でも各候補者に対応を問う活動を続けている、と訴えた。この問題については沖縄以外でも109の自治体が「反対」という立場を示している、という。
 総選挙の中での「19日行動」ではあったが、沖縄をはじめとする現場での闘いと結びつけて、自公政権への労働者・市民の闘いを多様に広げていく必要性を、あらためて実感させる集会だった。     (K)

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