10.31「五輪聖火」セレモニー弾圧反対集会

「オリ・パラ」を廃止せよ
「国家」への一体化あおるイベントだ

 10月31日、オリンピックを考える会、武蔵野「聖火」セレモニー弾圧救援会により、武蔵野芸能劇場小ホールで「五輪弾圧をふっとばせ!10・31集会」が行われた。
 国家権力は、7月16日、武蔵野競技場で行われた無観客の五輪「聖火」セレモニーに抗議して爆竹を鳴らした黒岩大助さんが、セレモニーの整理誘導にあたっていたイベント業者への業務妨害だとして「威力業務妨害罪」で逮捕・起訴した。
 この武蔵野五輪弾圧に対して仲間たちは、黒岩さんの早期奪還、弾圧裁判勝利に向けた決起集会を開催した。

過剰警備の
実態映像で
 集会は、「映像でふりかえる五輪弾圧」から始まった。映像は、トーマス・バッハ会長(国際オリンピック委員会)が宿泊するホテルオークラ前で抗議する仲間を弾圧する警察官、各地で強行された五輪「聖火」セレモニーに対する抗議行動と弾圧、五輪開催・閉会式とパラリンピック開催・閉会式に対する抗議行動と弾圧などが次々と映し出された。五輪と権力が一体となった姿、警察官の人権無視に満ちた過剰警備の実態を明らかにした。
 反五輪の会、オリンピック災害お断り連絡会、命より大事?オリンピックやめろ!吉祥寺デモをやる会、立川自衛隊監視テント村、8・24パラリンピック開会式抗議で不当逮捕されたAさん、韓国サンケン労組と連帯する埼玉市民の会から東京五輪弾圧の実態を暴きだし、今後の反弾圧戦線に向けてアピールした。
 黒岩さんと交流があったタイのFRSN(4地域スラムネットワーク)、原口剛さん(神戸大准教授)
、NO Olympicsシドニーアクション有志の仲間からの連帯メッセージが紹介された。

「組織的行動」
のデッチ上げ
 主催者は、7・16武蔵野弾圧に抗議する「カジョーケイビ」、8・24パラリンピック開会式不当逮捕抗議のパフォーマンスを熱演した。
 武蔵野弾圧救援会は、経過報告を行い、「黒岩さんは、逮捕から14日目で起訴されてしまった。取り調べの中で、しつこく共謀共同正犯、つまり組織的な行為だったろうと追及された。家宅捜査も黒岩さん宅だけではなく、広がる可能性もあったが、仲間たちの反撃の闘いによって押しとどめることができた。黒岩さんは、立川拘置所に今日で108日も勾留されている。「接見禁止処分」がついているため弁護士以外は面会もできない。黒岩さんの補聴器の電池が切れ、替えの電池も入れさせなかった。救援会は、障害者を差別する立川拘置所に抗議をした。10月18日までのカンパは、187万円以上集まっている。今後も保釈金、裁判闘争なども含めて諸費用がかかるので協力してください」と訴えた。
 武蔵野五輪弾圧弁護団の紹介後、吉田弁護団長から「武蔵野オリンピック爆竹弾圧について」次のように報告された。
 ①威力業務妨害は、『非常に限定が困難な犯罪』だから、際限なく処罰対象が拡大する可能性がある。オリパラ水戸水鉄砲事件、関西生コン事件などのように政治的意図に基づき弾圧を加えてくる。同時に萎縮効果もねらっている。
 ②問題性1─「被疑事実」には、「公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会事務総長武藤敏郎が主催」と明記しているのに、「公訴事実」では消されている。
 勾留状に記載された「被疑事実」と起訴状に記載された「公訴事実」の相違は、オリパラ強行に抗議したという構図を殊更に回避あるいは後景化させようとする意図がある。
 妨害されたという「業務」の内容が不明確だ。業務の「妨害」ではなく業務の増大に過ぎないのでは?
 ③問題性2─実況見分の不備・不手際があった。現場写真を取り忘れていたという杜撰な実態が明らかになった。
 ④問題性3─勾留の理由として罪証隠滅の恐れと言っているが、すでに起きたことの罪証隠滅の現実可能性はない。
 黒岩さんに対する「犯情が悪い」というレッテルを張るために、1カ月前のオリパラ反対デモの申請者、デモ報告記事に黒岩さんが参加していることをプリントアウトし、丸印しを付けたものを出してきた。さらにオリパラ抗議で勾留されている激励ビラを証拠として提出してきた。
 さらに吉田さんは、「オリンピックに反対するヤツは、組織的背景があるとか、計画性があるとか、過激派なんだという形で進めようとする意図がみえる。このようなレベルで裁判が成立してしまうのが、現在の司法の現状だと言える。これに対しては断固、裁判闘争だけでなく、皆さんの闘いの継続とともに跳ね返していこう」と強調した。

弾圧はねのけ
支援の拡大を
 黒岩さんからのメッセージが紹介され、「裁判で、オリンピックが125年、パラリンピックが61年の歴史を暴き出し、東京で幕を閉じさせることに役立てたいと思う。……原発事故はアンダーコントロールしているというデタラメをほざいて被害者を棄民化した責任をとらずにオリ・パラを日本の東京に呼び、そしてコロナによるパンデミック状況の対策をおろそかに、ケツをまくった元首相安倍はこういった『歴史認識などにおいても一部から反日的ではないかと批判されている人たちが開催に強く反対している』。私は小出裕章さんと同じように喜んで反日になろうと思う。というがすでに反日なのだが。私は救援会、弁護団、そして友人たちに支えられて獄中闘争を元気でやっています。オリ・パラの廃止にむけてともに闘いましょう」と訴えた。
 最後に11・26武蔵野五輪弾圧裁判第1回公判への参加が呼びかけられた。(Y)

■武蔵野五輪弾圧裁判第1回公判
日時:11月26日(金)東京地裁立川支部101法廷(大法廷)午後3時半開廷
 ※傍聴を! 午後2時までに東京地裁立川支部前に集合してください!
◦当該黒岩さん・弁護団の冒頭意見陳述があります!
◦大法廷です! 傍聴席を埋める結集を!
【公判支援カンパを!】
★逮捕からこれまで200万円に迫るカンパを頂いています! ありがとうございます!
 4人の弁護団の奮闘に、意見書などの充実のために、長引く本人の入獄中の生活資金援助のために、今後ともカンパをぜひお願いします。
■公判支援カンパ振込先→郵便振替00150-8-66752(口座名:三多摩労働者法律センター)
 ※「7・16弾圧救援カンパ」と通信欄に必ず明記ください。

【武蔵野五輪弾圧救援会】
 〒185-0021東京都国分寺市南町2―6―7丸山会館2F5号 三多摩労法センター気付
(メール)
noolympicgames@gmail.com  
(ブログ)
https://
kyuenmusasino.hatenablog.com/
 

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