12.8尾澤孝司さんを直ちに保釈せよ

サンケン電機闘争への弾圧やめろ
浦和地裁要求行動

 さる5月10日、埼玉県警・新座警察署は、不当な偽装倒産によって全員解雇された韓国サンケンの労働者を支援するために埼玉県新座市に本社・工場がある親会社の(株)サンケン電機への抗議行動を担っていた尾澤孝司さんを「威力業務妨害」をでっち上げて不当逮捕した。5月31日、尾澤さんは起訴された(本紙6月14日号5面参照)。
 それから半年以上たった今も尾澤さんは浦和刑務所の独房に拘留されたままである。公判日程も入っていない。こんな不当逮捕と長期拘留は、埼玉県警の弾圧の違法性を示すものだというべきだ(12月12日現在)。
 12月8日、尾澤さんの家族をはじめ、ともに韓国サンケンの闘いを支援してきた友人たちは浦和地方裁判所に向かい、尾澤孝司さんの即時保釈を求めた。しかし起訴から半年以上経過したこの期に及んでも、裁判日程も入らないという事態は、尾澤さんの逮捕と起訴自体がおよそ不当なものであることを立証している。
 また韓国サンケンの倒産・労働者解雇がまったく不当なものであることを暴き出している日韓の労働者連帯の闘いを疲弊させ、なんとしてもつぶそうという資本と、警察・検察当局のねらいが示されている。
 私たちは訴える。韓国サンケン労働者の解雇をただちに撤回し、元の職場にもどせ。
尾澤孝司さんを直ちに保釈しろ。
 起訴を取り消し謝罪せよ。
 今こそ具体的な労働者連帯の実例を多くの労働者たちにしめしていこう。(K)

不当な拘留が続く仲間の釈放を(12.8)


 
 

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