1.4辺野古実が防衛省申し入れ行動
コロナ感染 米軍基地は直ちに閉鎖だ
日本政府の無策を厳しく糾弾
1月4日午後6時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委員会が呼びかける月例の防衛省への抗議・申し入れ行動が行われた。寒風ふきすさぶなか、100人が集まった。
辺野古実の仲間が最初に訴えた。
「11月25日、玉城デニー知事が大浦湾の埋め立てについて、設計変更を不承認した。しかし、防衛局は11月26日に、新たに護岸を完成させ、土砂の投入を始めた。そして、埋め立てのためのサンゴ移植も継続している」。
「さらに、ローテーションを組んで新しい米兵が沖縄の基地に入って来ている。コロナ感染について、ノーチェックなので、12月15日から米兵だけで823人が感染している。そして、米兵の外出によって、沖縄県民に感染が拡大している。沖縄だけでなく、岩国、横須賀、横田などの米軍基地にも広がっている。12月24日、琉球弧を戦場化することを前提とした日米共同作戦を公表した。これに対して、沖縄の人々は戦場化させない市民団体を結成して闘うことを明らかにした。沖縄に連帯して闘おう」。
日本山妙法寺の武田さんが「遺骨が混じった土砂を埋め立てに使うな、日米両政府の戦争計画で沖縄を戦場にするな」と話した。沖縄から山城博治さんが、新基地建設反対を掲げ、名護市長選に立候補を予定している岸本ようへいさん(岸本建男元市長の息子)の人柄を詳しく説明し、勝利に向けた決意を表明した。そして米兵のコロナ感染の拡大に対して、何もしようとしない日本政府を厳しく批判し、米軍基地の直ちに閉鎖を訴えた。
シルバーユニオンの仲間は、12月12日から宮古島を訪れ、保良や千代田地区の自衛隊基地を見学した。「保良地区の弾薬庫は民家から200mしか離れていない。町には軍用車両が行きかい、空にはオスプレイが飛んでいた。軍事要塞化していると実感した」と報告した。
埋めるな連は知事の不承認支持のネット署名を1カ月間行い、コンゴやインドネシア、フィリピンなどの海外を含む5万0243筆集まった。1月12日に県庁に行き、知事あるいは副知事に手渡したいと報告した。最後に1月29日午後1時、新宿駅東口アルタ前に集まり、2時からデモをする、と行動の呼びかけがあった。申し入れを宗教者ネットが行った。 (M)
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