5.7辺野古・県民大行動に呼応する新宿スタンディング

「台湾有事」を理由にした、沖縄・琉球弧の戦争は絶体許さん

プーチン! ウクライナへの侵略ただちにヤメロ!

 5月7日午前11時から、JR新宿駅南口で「辺野古・県民大行動に呼応する新宿スタンディング」が一坪反戦地主会関東ブロックの呼びかけで行われた。

ウクライナ
便乗やめろ
 2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻しました。今も砲弾の下で殺され、震えている子どもを思うと、プーチンへの怒りがおさまりません!どんな理由があろうとも戦争は絶対許してはなりません!
 しかしこの非常事態を利用して、安倍元総理は「核の共同使用」の軍事力強化の発言をしました。現在、政府は台湾有事をあおり、琉球弧の与那国・石垣・宮古・沖縄島・奄美にミサイル部隊を配置し軍事要塞化を進め、米軍・自衛隊が一体となり沖縄の島々を拠点に中国との戦争を想定した軍事訓練を展開しています。沖縄を戦場とした訓練です。先の沖縄戦で日本の国体護持のためにウチナンチューを「捨て石」にしたのと同じ作戦です!
 私たちは、ロシアのウクライナへの軍事侵攻・戦争で人殺しをしているプーチンの姿に、現在の日米を重ねざるをえません。「プーチンはウクライナへの侵略をヤメロ!」「台湾有事をあおり、沖縄・琉球列島の島々をイクサ場にするな!」「戦争ではなく平和外交を」の声をあげ、命どう宝・平和へのうねりを起こそう!(呼びかけより)

国・国交大臣の
沖縄差別を糾弾
 一坪反戦地主会関東ブロックは、プーチンによるウクライナへの侵略戦争に反対することを表明し、そして「辺野古基地建設が大浦湾の埋め立てで設計変更をしなければ進められないので、防衛局が沖縄県に対して設計変更を申請した。玉城知事はこれを拒否した。国交大臣はこの決定を覆し設計変更を認めた。県に対して5月16日までに是正するように不当な勧告を行った。沖縄の県民投票で、72・15%の人が辺野古基地建設に反対し、反対する知事を選んできた。こうした民意を拒否する国・国交大臣の姿勢は沖縄差別だ。撤回し、ただちに辺野古基地建設工事を中止しろ」と訴えた。
 そして、参加団体の沖縄と連帯する東京東部集会実行委は、「宮古島に反戦ツアーで行った。ミサイル基地建設がどのように進んでいるのか、弾薬庫が民家のすぐ近くに設置されているのかをつぶさに見てきた。先島への戦争のための自衛隊基地建設を許さない」と報告した。連休の終盤ではあったがスタンディングには90人が参加した。なお、東京東部実行委はこの行動の後、東京・亀戸駅で午後2時から、沖縄連帯のスタンディングを20人で行った。5・15「復帰」50年を問う霞が関デモ、6・4沖縄連帯新宿デモなど連続した行動が予定されている。参加を。      (M)

毎月第1土曜日に沖縄と連携しながら、知事の埋立設計変更拒否を支持して宣伝行動を行う人たち(5.7 新宿駅南口)

【訂正】「かけはし」前号5月16日号4面「沖縄報告」の「2 復帰50年―沖縄の現実と県民意識」の小見出し「日本の中に沖縄というもう一つの国(のタマゴ)がある」の一段下右から7行目。久米島出身は、佐藤優さん本人ではなく佐藤さんの母親です。

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