6.11服部良一さん囲む東京集会

9条こわすな!共にスクラムを
市民の力で国会に送ろう

 6月11日、文京区民センターで「どっこい社民党 がんこに平和 くらしが一番」服部良一を囲む東京集会が行われた。元衆議院議員の服部良一さんは、来月10日投票の参院選挙・東京選挙区に社民党から立候補を予定している。集会場は応援に駆け付けた人々でいっぱいになった。

民衆は物価上昇
容認していない
 開会のあいさつに立った佐高信さん(服部良一総がかり選対委員長)は、日銀総裁の黒田発言(「国民は物価上昇を容認している」)に触れて、「政治の劣化が相当なところまで来ている。黒田総裁は物価の番人ではなく、株価の番人になってしまった」「本気でこうした政治に反対しなければならない。徹底的に反対する者として服部良一を」と訴えた。

与党同調の野
党などいらぬ
 続いて服部良一さんが決意表明。立候補を決めるまでの心境などを語った上で「いま野党までが与党と同じことを言いだしている。国民民主もそうだが、特に維新がひどい。立憲民主も日米同盟と南西諸島の軍事強化まで打ち出している。沖縄を再び戦場にしてはならない」「非常な危機感を持っている。日本は戦争のできる国になってしまうのか。重大な局面に来ている」とし「選挙はひとつのスペースであり、みんなと声を上げたい。いまストップをかければ、ぎりぎり間に合うはずだ。社民党を何としても残したいし、その後の大衆運動で闘っていきたい。9条を守っていきたい。平和のために」と力強く決意を述べた。
 その後の「服部良一と突っ込みトーク」では、総がかり選対副委員長で弁護士の杉浦ひとみさんの進行で、比例区予定候補者で社民党副代表の大椿ゆうこさんと、新社会党委員長の岡崎宏美さんが、服部良一さんの学生時代のことや労働運動で経験してきたこと、またジェンダー平等についての考え方などについて質問攻めにした。服部良一さんの思想と運動に対する土台が見えたようだ。
 連帯のあいさつは全労協事務局長の中岡基明さん、総がかり選対副委員長で全国一般労働組合東京南部書記長の渡辺学さん、福島みずほ選対事務局長で元服部良一衆議院議員秘書の芦澤礼子さんが行い、総がかり選対副委員長で新社会党東京都本部書記長で葛飾区議のみずま雪絵さんと、小平市議で緑の党グリーンズジャパンの橋本久雄さんからは、メッセージがよせられた。
 行動提起は総がかり選対事務局長の白石孝さんが行った。「社民党と市民の共同した選挙として、しっかりと足元を固めること」が重要だとしたうえで、①選挙ハガキとポスター貼りの要請 ②遊説への同行とビラ配布への参加 ③22日公示日の第一声への参加。ターミナルはまだ決まっていないので、「がんこに平和服部良一」のホームページで確認すること ④インターネットの活用(個人がメールアドレス宛に投票依頼することは禁止されているが、facebook、ツイッター、ライン、インスタグラムなどでは可能)

山城博治さん
も激励の言葉
 またこの日の集会には、沖縄から山城博治さんが駆け付けて激励のあいさつを行い、服部良一さん佐高信さんとがっちりとスクラムを組んで、勝利に向けて拳を振り上げた。閉会のあいさつは、社民党東京都連合代表で総がかり選対副委員長で昭島市議の青山秀夫さんが行い、この日の集会を終えた。      (R)

  服部良一さんが力強く決意表明(6.11)

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