6.10防衛大学校のミャンマー国軍留学生受け入れ抗議
民衆弾圧への支援やめろ
虐殺への加担
を許さないぞ
6月10日午後3時から「防衛大学校はミャンマー国軍留学生の受け入れをやめろ!虐殺加担に抗議する 6・10正門前申し入れアクション」が横須賀市の防衛大学校前で行われた。呼びかけは、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)、非核市民宣言運動ヨコスカ、ヨコスカ平和船団、在日ビルマ市民労働組合。この行動には地元ヨコスカをはじめ約25人が参加した。また日本国際ボランティアセンター、国際環境NGО FoE Japan、メコン・ウオッチ、アーユス仏教国際協力ネットワークの人びとも賛同団体に名を連ねた。
呼びかけ人を代表してNAJATの杉原浩司さんは、「日本、中国、ロシアがミャンマー国軍の軍事訓練を支援する役割を果たしている。防衛省はビルマ国民を殺りくしている国軍を支援し、訓練するのか」と厳しく批判した。
市民平和運動ヨコスカの新倉裕史さんは、軍都ヨコスカをめぐる状況についてインド洋、太平洋にまたがって、138日間にわたり海自部隊の洋上での実戦的訓練が行われることを説明した。
ミャンマー人
への裏切りだ
集会では、「日本政府・防衛省のミャンマー国軍への対応は、ロシアに対するものとは全く違う。クーデターから1年4カ月経った今、日本政府・防衛省は国軍の資金を止めてはいない。防衛省はミャンマー国軍留学生の軍事訓練を受け入れている。防衛大学校はミャンマー国軍の『教育訓練』をやめろ」の声が上がった。
また当日、ミャンマーの民主派活動家が、在日のミャンマー人の若者と共に、独自の立場から軍政との闘いについて論議している姿も印象的だった。
私としては久しぶりの横須賀ではあったが、さまざまな場所でミャンマーの仲間に声をかけ、共に論議するという姿勢が私たちにも求められているのだと思う。 (K)
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