6.16総がかり行動実行委などよびかけ

「憲法改悪に反対し、政治を変えよう」
新宿駅西口で宣伝行動

 予算国会も終わり、参院選公示を間近に控えた6月16日午後6時から、総がかり行動実行委員会、9条改憲NO全国市民アクション、憲法共同センターは、東京・新宿駅西口で「憲法改悪に反対し、政治を変えよう」と訴える街頭宣伝行動を行った。岸田自公政権が参院選挙をバネに9条改憲への攻勢を強めようとしていることに反対し、戦争も改憲もNOの声を上げるアピール行動だ。参加者は47人という発表だった。
 参院選では「自民党圧勝」の声も上がっていたが、雲行きが変わってきている、と司会の仲間が呼びかける。「年金の0・4%削減、来年以後も0・3%削減」や岸田政権の物価対策にも、世論調査では3分の2が反対に意思表示をしているという。改憲賛成の人も岸田の政策には冷たい反応を示している――司会の仲間はこのように呼びかけた。

軍拡競争を

やめさせよう
 1000人委員会・東京平和運動センターの仲間は沖縄の本土復帰から50年の今年、沖縄での平和行進に参加したこと、日中国交回復50年、改めて平和のための行動をと呼びかけた。憲法共同センターの寺園通江さんは「軍事費に使うおカネを医療・福祉に」と呼びかけた。9条こわすな実行委の高田健さんは、「ウクライナで起きたようなことが日本でも起こりうる」と岸田首相が言い出していることを紹介し、「そのためにGDPの2%の軍事費を」と強調していることを厳しく批判した。
 さらに1000人委員会の仲間は「今のウクライナはかつての日本だ。一般市民の暮らしを破壊する戦争を止めろ」と訴え、憲法共同センターからは「中国はアメリカと同額の軍事費をめざすと言っている。日本も中国との同額をめざすのか」と問いかけ、このとんでもない軍拡競争をやめさせよう、と道行く人びとに呼びかけた。
 ウクライナの悲惨な戦争は、私たちの住む地球全体に拡がる軍拡の悲惨さを多くの人びとにイメージさせている。ロシアは侵略戦争をやめろ、地球上から戦争をなくせ!     (K)

ロシアの侵略戦争を糾弾し、即時の撤退を求めて宣伝行動(6.16)

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