伊波洋一候補の勝利を!
参院選・沖縄選挙区
軍事基地反対の意思を突きつけよ
自民党が総力
でテコ入れ!
7月参院選―9月沖縄県知事選は、岸田自公政権との正面対決であり、総力戦となっている。参院選で自民は38歳の総務省官僚を立てて公然と「辺野古容認」を打ち出し、2期目を目指す伊波洋一候補に挑んできている。昨年10月末の衆院選・沖縄第3区で「辺野古容認」の自民候補がオール沖縄の現職候補を破って当選したことから、「辺野古容認」を打ち出しても県民の反発をかわし、政府と連携した沖縄の「経済振興」を訴えれば勝てる筈だと目論んでいるのである。自民党本部のテコ入れは半端ではない。茂木、菅、岸田その他がやって来て、沖縄自民党や企業、業界団体の締め付けを進めている。
沖縄県の経済的困難、県民生活の様々な貧困の最大の原因はあまりにも広大な米軍基地・自衛隊基地の存在と基地を前提とした日本政府の沖縄政策にある。経済の困難、生活の貧困を打ち破ることは、要塞化された沖縄基地を打ち破ることと一体である。平和で豊かな沖縄は、日本政府によってがんじがらめの日米一体化の軍事基地とされている現実にはっきりとNO!を突きつけることから切り開かれるのだ。
絶対に負けら
れない闘いだ
伊波さんはもう1人の沖縄選出参院議員・高良鉄美さんと会派「沖縄の風」をつくり、沖縄の声を国会に届けてきた。万が一、伊波さんが当選できなかったら、会派「沖縄の風」は消滅する。絶対に負けられない。地元両紙6月付に掲載された共同通信の序盤情勢調査によると、「伊波さんややリード」となっているが、油断はできない。辺野古新基地NO!、沖縄の永久基地化NO!、平和で豊かで誇りある沖縄の未来のために、必ず伊波洋一さんの勝利をかちとろう。
また、比例区については、県内から、上里清美さん(共産)と宮城一郎さん(社民)が立候補した。 同じ共同通信の調査(『琉球新報』6月24日)は、県内での比例区の投票先について、自民24・6%、公明7・7%、維新3・3%、国民1・9%に対し、オール沖縄を構成する側では、立憲13・2%、共産10・6%、社民10・6%、れいわ6・5%となっている。20代では、自民党に次ぐのはれいわで、20・0%にのぼったとのことだ。 (K・S)
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