大椿ゆうこ候補が第一声

非正規労働者と共に!
ここで負けてはいられない

 【大阪】6月22日から参院選が始まった。その翌日の23日、社民党比例区候補の大椿ゆうこさんは、午前9時から阪急茨木市駅前西口でスタート集会を開き、本格的な選挙戦を始動させた。そこは、昨年の衆院選で大阪9区から立候補した際にもスタート集会を開いた同じ場所で、社民党員、大阪9区で共に闘った支援者などが集まり、大椿さんとともに選挙戦を闘う決意を新たにした。

自民・維新の
政治許せない
 スタート集会は、長崎由美子さん(社民党大阪府連合代表)の司会ではじまり、まず地元の支援者からの応援アピールがおこなわれた。茨木市議の山下けいきさん(新社会党)は、6月23日が沖縄慰霊の日であることに触れ、「軍隊は民衆を守らない。ウソまみれの自民党政治や大阪の医療崩壊に象徴される維新政治と闘う党として、社民党を残すことは重要」と社民党への支持を訴えた。新社会党は、比例区で岡崎彩子さんが社民党の推薦枠で立候補し、統一名簿で参院選を戦っている。続いて、同じく茨木市議の山本よしこさんが「女性の代表として、平和のために戦う政治家として、大椿さんを推したい」と大椿さん推薦の理由を述べた。さらに、茨木市在住の学生で、沖縄の遺骨を含む土砂を辺野古埋め立てに使わせない運動にとりくんできた西尾さんも「東京での要請行動で社民党の皆さんと出会ってから、この1年間応援してきた。社民党を絶対になくしてはいけない」と訴えた。応援アピールの最後に、茨木市を拠点に活動している労働組合「サポートユニオンwith YOU」の堀切さんが「非正規の労働者の問題に一番とりくんでいるのが社民党であり、大椿さんだ」と労働者の立場から支援を呼びかけた。

全世界で若者
が戦っている
 最後にマイクを握った大椿ゆうこさんは、「大阪9区の皆さんの後押しで今日を迎えられた。労働者の使い捨てを許さない。首を切られたり、苦しい生活を強いられたりしているのは自己責任ではない、政治が悪いからだと、一緒に声が挙げられるような選挙にしたい。4割の非正規の人たちが立ち上がれば、政治も社会も変えられる。アメリカでは若者が立ち上がって、アマゾンなどで厳しい条件をクリアして労働組合を結成している。9条を変えようとしている中、社民党を若者の選択肢として残したい。世界では、社会民主主義がトレンドになっている。若者が未来に政治とつながれるように、社民党を存続させたい。これは、単なる生き残りのためではなく、未来のためのビジョンだ。240万票獲得をめざして、希望のもてる、楽しい選挙にしたい」と選挙戦にかける決意を語った。
 大椿さんは、自らが解雇され、それと戦った経験をもとにして、非正規労働者とともに闘おうと訴える唯一の候補者と言ってもいい。大椿さんの当選と未来の挑戦に向けた社民党存続のために、全力で闘っていきたい。     (大森)

労働者の使い捨ては許さない、力強く訴える大椿ゆうこさん(6.23)

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