参院選・知事選の勝利を
辺野古への基地建設を許さない実行委

　７月４日午後６時半より、辺野古実が月例の防衛省への申し入れ行動を行った。最初に辺野古実の仲間が「大浦湾埋め立ての設計変更に対して知事が不承認としたのに対して、国交大臣が取消しを行い、是正勧告を出した。それに対して県は不服申し立てをしている。８月までには裁決があるだろう。大浦湾側の新たな工事は承認されていないので、工事はできないはずだ。違法な工事を今すぐ止めろ」と、大浦湾埋め立ての攻防を明らかにした。さらに「辺野古実は参院選にあたって、野党に対して、辺野古埋立問題を第一に取り上げてほしい、と要請行動を行った。参院選・沖縄選挙区での闘いは、秋の知事選にとって大事だ。勝利するためにがんばろう」と訴えた。
　続いて、花輪伸一さんが「辺野古現地に行ってきた。知事が承認していないのに工事をやっている。平和市民連絡会は那覇からバスを出して、キャンプシュワブや安和に毎日行っている。８時半に第１回目の搬入があり、合計５回ほどある。１５０～２００台のコンクリートミキサーとダンプが入っていく。20人程が座り込み阻止行動を行い、30～40分止めている。そうすると機動隊が排除にかかる。日差しが強い中での行動はたいへんだ。沖縄に行き、工事をストップさせよう」と報告した。
　オスプレイの配備に反対し、横田行動を取り組む郵政シルバーユニオンの棣棠さんが「２０１８年名護沖でオスプレイが墜落した。空中給油中の事故だった。同じことを山梨県などでやっている。２０２４年までに横田に10機配備することになっている。今は５機。無人機のグローバルフォースを横田基地に置いている。戦争に対応できるようになっている。６月12日に全労協が呼びかけて１００人を超える労働組合員が集まった。横田では、オスプレイが配備された日を１の日行動として毎月午前11時から１時間第２ゲート前で、スタンディングをやっている。郵政ユニオンは、６月安和桟橋行動に参加し、石垣・宮古での自衛隊ミサイル基地建設反対行動に参加してきた。12月10日から第17次派遣団を送る」と報告した。

石垣島自衛隊
基地建設ＮＯ
　辺野古実の加藤さんが石垣島へ言った話を報告した。
　「石垣島に６月24日から行ってきた。元郵政ユニオンの上原さんに案内してもらい、自衛隊ミサイル基地建設の現状を知ることができた。上原さんらは建設中の工事の監視行動をしている。ゴルフ場だった所を買い上げ、市有地やパイナップル畑を手に入れ、47ヘクタールの基地を作っている。重機の音が聞こえる。トラックが入っていく。火薬庫、隊庁舎、排水処理施設などを作っていた」。
　「石垣港の隣には、『南ぬ島』という人工島が建設され、表向きはクルーズ客船入港（経済目的）のためとのことでしたが、有事になれば海上自衛隊が来るのだろうと、島の人たちは皆話していた。平和な島に基地を造ることは、戦争を呼び、戦争になれば住民を守ることはできない。基地建設を止めよう」。
　沖縄から山城博治さんが選挙戦が最終盤になっている。伊波洋一さんががんばっている。敵基地攻撃や国防費を２倍にする。自民党は参院選で勝利し、憲法を変え、戦争国家にしようとしている。軍事大国化を許してはならない。がんばろう」と電話でアピールした。

一連の行動に
共に参加を！
　この後、参加団体から集会案内が行われた。大軍拡と基地強化にＮＯ！アクション２０２１、「保有するな！敵基地攻撃力許すな！南西諸島（琉球弧）の戦場化７・31集会山城博治さんに聞く　ノーモア沖縄戦」、午後２時、アカデミー文京（文京シビックセンター地下１階）レクリエーションホール。辺野古実、「辺野古へ行こう７・20集会」、午後６時半から、文京区民センター２A、辺野古の海を土砂で埋めるな！首都圏連絡会、「承認されていない辺野古工事をやめろ　沖縄に連帯する７・30新宿キャンドル行動」、午後６～７時、ＪＲ新宿駅南口。辺野古新基地建設、「違法な工事を強行する企業に抗議の声を届けよう」、７月19日午後５時半（大成建設、新宿センタービル本社前）、７月26日午後５時半（五洋建設、ＪＲ飯田橋駅東口）、８月９日午後５時半（大林組、品川駅港南口）、８月16日午後５時半（大成建設、新宿センタービル本社前）、８月23日午後５時半（五洋建設、ＪＲ飯田橋駅東口）。
　この日の申し入れはStop! 辺野古埋め立てキャンペーンが行った。　（Ｍ）

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