7.30沖縄に連帯する新宿キャンドル行動

辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会

 7月30日午後6時から、東京・JR新宿南口駅で、「承認されていない辺野古工事をやめろ 沖縄に連帯する7・30新宿キャンドル行動」が、辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会の呼びかけで行われ、120人が参加した。
 夕方から、キャンドルを灯してアピール力を強めるという新しい企画であった。新宿の路上ではストリートミュージシャンが競って歌っていた。こうした行動に埋もれるのではなく、沖縄行動は琉球民謡や踊りなどを披露し、道行く人々に分かりやすく、沖縄の抱えている基地問題を訴えた。

政府と闘う
玉城知事の再選を
 オール沖縄の共同代表の高里鈴代さんが電話でアピールした。
 「コロナ感染の拡大で、県民大会は中止し、オンラインで行った。今年は復帰50年になるがそのうちの26年間新基地建設に反対する闘いになっている。どうしても止めたいという強い思いだ。もし、実現してしまえば未来に引き継がれる。ロシアのウクライナ侵略が激しくなっている。テレビで見るのもつらい。高齢者は77年前の沖縄地上戦で逃げ惑った体験がある。攻め入ったのは米軍だが、ガマに隠れても日本兵から追い出された。本当にたいへんな思いをした」。
 「台湾有事になれば日米で守るとして沖縄が戦場になる。米軍基地から、有害物資が漏れ出し、飲み水も汚染している。宮古、八重山にミサイル基地が建設されている。日本を守る防波堤にすることを断固拒否する。9月の知事選、知事は自民党候補などと闘っているのではなく、政府と闘っているのだ。辺野古新基地建設の設計変更を拒否している玉城知事を再選させよう」。
 参加した団体の皆さんがマイクを握り、辺野古新基地建設の問題点―大浦湾の自然環境を破壊する埋立て、90mの深い海・泥の軟弱地盤、地震が起きた場合滑走路は破壊され、施設は津波で破壊される可能性、建設費が1兆円を超える―を次々に明らかにして、基地建設の断念を訴えた。
 集会を終えるにあたり、キャンドルを掲げて、ぐるりと周回してアピールをした。        (M)

辺野古の工事をやめろ、新宿でアピール
(7.30)

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