8.17自民党本部にミャンマー人がデモ

渡辺議員はテロリストのおともだちなのか

 8月17日午後3時半から、自民党本部に対して、在日ミャンマー人が申入れ行動を行った。行動の最中、突然の豪雨が降る中、中止することなく行動を貫徹した。以下は呼びかけ文。

 昨日(8月12日)、ミャンマーや日本のメディアでは、日本の渡辺博道衆議院議員(元・復興相)がミャンマーを訪問し、軍評議会のミンアウンライン将軍らと会談したと報じられました。7月にミャンマーで拘束された日本人ジャーナリストの解放を求めるとともに、日本からの援助についても言及した、と言われています。
 私たち在日ミャンマー人は、この報道に対して、深い怒りと悲しみを抱いています。
 ミャンマー国民を迫害・弾圧し続け、国際社会の非難を浴び続けるクーデター軍部(軍評議会)は、当然のことながら、ミャンマーの正統な政府ではありません。自民党の大物政治家がミンアウンライン氏と会談することは、「正統性なき」テロリスト軍部をあたかもミャンマーの「政府」であるとみなすことであり、同時にそれは、テロリスト軍評議会のプロパガンダに利用されることでしかありません。
 このような形で、軍評議会との友好関係を深めることは、私たち在日ミャンマー人の望むことでは決してありません。
 渡辺議員への私たちの抗議の意思を表すと共に、今回の会談の内容や真意をきちんと説明するよう求める抗議行動を行います。ミャンマー民主化のためのネットワーク。
 申し入れ中、自民党本部の道路を隔てた場所でコールを続けた。    (M)

 ①自民党は無差別に殺害しているテロミャンマー軍への支援を、やめてください。
 ②自民党員である渡辺博道議員は、ミャンマー訪問の経緯と目的を、説明してください。
 ③クーデターテロ軍の最高司令官ミンアウンライを暫定首相と呼びことを、強く非難する。
 ④軍評議会はミャンマーの正統な政府ではないことを文書で、表明してください。
 ⑤自民党はミャンマー国民の真の声に耳を、傾けてください。
 ⑥自民党はミャンマーの自由・人権・民主主義回復のために、力を貸してください。

ミンアウンライン将軍(左)と渡辺博道衆議院議員(右)の会談を許さない

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