8.24ロシア大使館抗議行動
ロシアは国連憲章を守れ
ウクライナから撤退せよ
8月24日午後6時半から、東京都港区のロシア大使館前で「ロシアは国連憲章を守れ ウクライナから撤退せよ」キャンドル行動が行われた。日本平和委員会、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会、日本原水協が呼びかけた。
この日はロシアがウクライナ侵略を開始した日から半年、旧ソ連からウクライナが独立した日でもある。ロシア軍の侵略によって犠牲になった人々に思いをはせ、ロシア軍の即時の停戦と撤退を求めるものだ。
呼びかけ団体がそれぞれ発言した。「第二次世界大戦では数千万人もの犠牲者が出た。それを受けて、他国への侵略を戒めた国連憲章が作られた。ロシアは先の大戦で二千万人もの犠牲者を出した。それなのに今回、ウクライナ侵略戦争を起こした。ウクライナ人一千万人が避難民となっている。絶対に許されない。日本は侵略戦争を反省し、軍隊を持たない、戦争を抑止するために、交戦権を認めない憲法九条を作った。その国だからこそ、ウクライナ戦争を認めないこと、止めさせることが大事だ。ロシアはウクライナから撤退しろ」。
「プーチン大統領は核兵器を威嚇に使い脅している。核兵器を脅しに使うな。被爆国であるわれわれは絶対に核兵器を使ってはならないと呼びかける。そして、日本の政権が軍備増強や核兵器の共有化を言い始めている。こうした戦争への道を拒否する」と政府の軍拡化の政策を批判した。
参加した女性からは「私はロシア文学やロシア民謡が大好きだ。ロシア人は平和を愛する人々だ。だからこそ、今回のウクライナ侵略をただちにやめてほしい」と訴えた。参加団体の武器取引反対ネットワークも共に闘うとあいさつした。
参加人数は30人ぐらいであったが、日本平和委員会はロシア大使館抗議行動を持続している。ロシアの侵略と闘うウクライナ人民と連帯するこうした行動が大切だ。 (M)
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