9.3玉城デニーさんの再選を

辺野古新基地建設は直ちに中止!
新宿駅南口でアピール

 9月3日午前11時から新宿駅南口で「辺野古新基地建設はただちに中止!米軍が違法に造った『普天間基地』は即時返還せよ!」と沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが呼びかけて宣伝活動が行われ、80人が参加した。
 昨年秋から、沖縄県知事が辺野古基地建設の埋立て設計変更を不承認にしてから、知事の行動を支持するとして、沖縄で毎月月初めの土曜日に「辺野古ブルー」行動として行われてきた。東京・新宿でもこれに連帯する行動として取り組まれてきた。沖縄は台風11号が滞留し、暴風雨が吹き荒れる天候となり行動は中止となったが、新宿では行動が行われた。

多くの人々が共
感した取り組み
 たくさんののぼり旗と横断幕、プラカードを掲げ、チラシを配った。アピールと琉球舞踊で人々の関心を呼び寄せた。琉球舞踊の時は、スマホで写真を撮る人が何人もいた。
 沖縄は9月11日に投票される県知事選の真っ最中だ。辺野古基地建設に明確に反対している玉城デニー知事が再選をめざして、辺野古基地建設容認の自民党系候補ら2人と争っている。何としても玉城さんの再選を勝ち取り、辺野古基地建設を止めさせようという強い思いを込めたアピールが行われた。
 「国土の0・6%の沖縄に70%以上の米軍基地がある。その結果、米軍機の墜落、騒音被害そして性暴力が頻発し、殺される事件が何度となく起きた。有害な物質が基地から垂れ流され深刻な被害が起きている。新たな基地建設を絶対に認められない」。
 「台湾有事を理由に、石垣・宮古島など先島諸島で自衛隊基地が建設されている。沖縄列島は明らかに戦場にさせられてしまう。沖縄戦で20万人以上の人々が殺された。そんな歴史を繰り返してはならない」。
 「ロシアによるウクライナ侵略戦争は半年以上になるのにまだ戦争は止まず、子どもや女性たちなど民間人がたくさん殺されている。ロシアの若い兵士たちも犠牲になっている。戦争は止めるのがたいへんだと言われる。戦争は破壊のみで何も生み出されない。戦争で平和は作れない。戦争を止めろ」。
 小さなカンパ箱が置かれていたが、若者がわざわざ足を止めてカンパをしていった。訴えることの重要性を示した。9月11日知事選の翌日、12日午後6時半から首相官邸前で、辺野古基地建設の中止を求める行動を行うと呼びかけられた。        (M)

沖縄県知事選勝利・辺野古新基地反対、新宿駅前でアピール(9.3)

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