外務省が安倍国葬について通知

国軍は政府代表ではない
在日ミャンマー人が抗議

 日本・外務省は在日ミャンマー大使館に安倍元首相の「国葬」について通知した。国民統一政府(NUG)ではなく、ミャンマー国軍側のみを事実上招いたことになる。以前から、在日ミャンマー人たちは外務省に対して、安倍晋三元首相の「国葬」に国軍側を招かないように求めていた。こうした公式行事に、ミャンマー国軍を招くことは、いずれミャンマー国軍を正式な政府として認めることにつながるものだ。
 ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会」によると、2021年2月のクーデター以降、2022年9月16日までに国軍の弾圧で2281人が殺され、1万2412人が拘束されている。ミャンマー国軍による人々への弾圧をやめさせるために、ミャンマー国軍の責任を追及し、国際的に孤立させなければならない。ミャンマー国軍への「国葬」への招へいをやめろ。          (M)

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