福島原発刑事訴訟
東京高裁は弁論の再開を!
署名・スタンディングに参加しよう
9月20日正午から、東京高裁前で福島原発刑事訴訟支援団よびかけで「月いち ランチタイムスタンディング」がはじまった。台風14号の影響による雨が再び強まる中、約30人が1時間のスタンディングに集まった。副団長の武藤類子さんの進行で、団長の佐藤和良いわき市議、弁護団の大河弁護士、海渡弁護士、福島から参加した住民や避難者、首都圏の支援者・団体によるアピールが行われた。
東電刑事裁判の控訴審は、6月6日の第3回公判で結審、来春1月18日が判決日に指定された。結審後の避難者訴訟最高裁判決と東電株主代表訴訟地裁判決を証拠として採用するための弁論再開を東京高裁に求めている。
6月17日の避難者訴訟最高裁判決では、刑事裁判でも争点とした地震本部の「長期評価」に信頼性があることを前提として判示している。7月13日の東電株主代表訴訟の地裁判決でも「長期評価」の信頼性を認め、旧経営陣の個人責任を認めている。
アピール後、支援団の選抜メンバーと弁護団は高裁担当官に面会し、「一審判決を破棄し、公正な判決を求める署名」の第3次提出分として818筆を手渡し、弁論再開に向けた要請活動を行った。署名は累計17032筆となった。支援団は第3次集約日を2022年12月15日とした署名の取り組みを引き続き呼びかけている。署名用紙は次の支援団ホームページからダウンロードができ、ネット署名サイトChange.orgの情報も掲載されている(重複しないよう注意を)。
https://shien-dan.org/
東京高裁前の「月いち ランチタイムスタンディング」の今後の予定は次のとおり。時間はいずれも正午からの1時間。支援団を力づけ、高裁に弁論再開を実行させるため、おおぜいの仲間を誘って参加してほしい。
10月20日(木)
11月21日(月)
12月20日(火)
支援団では11月20日(日)午後1時から3時に「高裁は弁論再開を!一審判決を破棄し公正な裁判を求める集会」を研究社英語センタービル(新宿区神楽坂1丁目)の大会議室を会場に開催を準備している。
(KJ)

週刊かけはし
《開封》1部:3ヶ月5,064円、6ヶ月 10,128円 ※3部以上は送料当社負担
《密封》1部:3ヶ月6,088円
《手渡》1部:1ヶ月 1,520円、3ヶ月 4,560円
《購読料・新時代社直送》
振替口座 00860-4-156009 新時代社