9.19あいち総がかり行動
統一教会との癒着への怒り
300人が国葬反対の声
【愛知】9月19日午後、名古屋市の若宮大通公園で「安倍元首相の国葬反対・統一教会徹底追及9・19集会とデモ」があいち総がかり行動の主催で行われ、約300人の労働者、学生、市民が参加した。安倍銃殺事件から統一教会との癒着が明らかになり、国葬問題が浮上してから愛知では「安倍元首相の国葬に反対する愛知の会」が結成され、各地域で街宣行動に取り組んできた。
ここから声
を挙げよう
司会の挨拶で集会が始まり、主催者あいさつを共同代表の長峰信彦さんが行った。自民党の統一教会との癒着を批判し憲法に規定のない国葬を強行しようとする岸田政権を厳しく批判し、憲法を守る立場から国葬反対の声を挙げていこうと述べた。
発言では愛知で活動する各団体からそれぞれの立場から国葬反対、統一教会との癒着の解明を要求し徹底追及するべきと怒りをこめて発言した。
各運動の現場か
ら「国葬」反対
国葬反対の立場からは神戸郁夫さんが「国葬に反対する愛知の会」を結成したことを報告し街宣などの行動を重ねて安倍の国葬反対の声を強めようと決意を述べた。労働者の権利を守る立場からはパート労働組合連絡会の平野正一さんが国葬に多額の税金を投入することを批判し困窮する労働者や家族のために税金を使うべきだと発言した。
「老朽原発40年廃炉訴訟の会」共同代表は安倍国葬に反対し脱原発の立場から自民党を批判した。「あいち沖縄会議」の具志堅邦子さんは在日アメリカ軍に対し「日米地位協定の抜本的改正を愛知県に求める書署名運動」をよびかけ犯罪を犯すアメリカ軍に国内法を適用するべきだと訴えた。
他にも安保法制に反対する中部ネットワークの松原盛之さん、自由法曹団の弁護士が発言した。発言した7人はそれぞれの分野での闘いの中で自民党安倍政権への怒りを述べ、絶対に国葬を許さず統一教会追及をやりぬく決意を強く語った。
街宣と
デモ行進へ
最後に共同代表の中谷雄二さんがまとめの発言をおこなった。中谷さんは、あいち総がかり行動の19日集会は7年前に強行採決された安保法制に反対するために始めたものです。憲法9条で他国の攻撃を禁じる憲法9条のもと、集団的自衛権の行使は許さず、国葬反対の声と行動を広げていこうと述べて集会を終えた。
この日は台風の影響で愛知にも警報が出されたためデモ行進は中止となったが9月27日の栄での街宣とデモ行進を勝ち取ろうと参加者全員で確認してこの日の行動を終えた。 (越中)

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