投書 カルト規制法を考える
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高松竜二さんの「統一教会問題で支持率激減の岸田政権 STOP!憲法改悪 自公政権打倒へ 『安倍国葬』許すな!9・27抗議行動へ」(『かけはし』2022年9月26日・第2732号)を読んだ。1つだけ疑問を感じた。
高松竜二さんはのべる。「現在、立憲民主党が中心となって『カルト規制法』制定を要求する動きもあるが、時の権力者によって乱用される危険性もある法律であり賛成するわけにはいかない。かつて国家神道体制が仏教やキリスト教など宗教弾圧してきた歴史を忘れてはならないし、同時に思想・信条を弾圧する治安維持法によって、共産主義者ばかりではなく、自身の価値感にもとづいて自由に物事を考えている人々も弾圧された歴史を繰り返させてはならない」(2面)。
私は「治安維持法」には反対だ。「思想・信条を弾圧する法律」には反対だ。 だが、「カルト規制法」には賛成だ。ウィキペディアによれば、統一教会は、欧米ではカルト宗教とみなされており、フランスでは反セクト法により規制と監視の対象とされているという。日本でも「カルト規制法」を作って、統一教会のようなカルトに対しては規制をするべきだ。統一教会は解散させるべきだ。
同時に「内ゲバ禁止法」のようなものも作るべきだ。自公政権はカルト宗教や内ゲバにあますぎる。自公政権には「カルト規制法」や「内ゲバ禁止法」を作ることはできないだろう。「カルト規制法」や「内ゲバ禁止法」を作るためには、政権交代か革命が必要だろう。
立憲民主党が中心となって要求しているという「カルト規制法」については、そのなかみを検証することなしに「賛成」とも「反対」ともいうことはできない。私はそう考える。
(2022年10月4日)
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