10.3辺野古実が月例の防衛省申し入れ行動
辺野古埋立てをすぐにやめろ
10月3日午後6時半から、防衛省に対して「辺野古埋立てをすぐにやめろ」と辺野古への基地建設を許さない実行委員会が申し入れ行動を行った。
最初に辺野古実の仲間が包括的に、知事選、県議補選での勝利と辺野古新基地建設の進捗度合い、台湾有事を理由とした先島諸島への自衛隊基地建設が進められている状況を説明し、東京からも行動に参加しようと呼びかけた。
司会者が2004年の辺野古実の最初から行動に参加していた大森さんが今朝亡くなったことを報告した。
山城博治さん
電話アピール
沖縄から山城博治さん(「ノーモア沖縄戦 ぬちどぅ宝」)が電話でアピールした。
「10月1日、キャンプシュワブ基地前で800人の集会を開いた。玉城デニー知事が参加し、国に対して裁判を起こすと表明した。参加者らから拍手喝さいが起こった。今月、那覇市長選があり、前知事の翁長さんの35歳の息子さんが立候補する。ご支援をお願いしたい」。
「第3ゲートの奥に自衛隊の巨大な弾薬庫を作るために第4ゲートを作っている。なぜ、われわれの住む地域が戦争に巻き込まれなくてはならないのか。台湾と中国の問題は中国の国内問題だ。有事が始まれば、グアム・沖縄本島そして本土も戦場になる。衝突が発生しないようにしなければならない。沖縄と皆さんとともにがんばろう」。
練馬アクションの池田五律さんが「9月30日、国家安全保障会議で、軍事費を5年間でGDPの2%にすることを決め、12月中旬に、新しい国家安全保障戦略を閣議決定する。それは日米安保の強化、①海兵隊の強化②敵基地反撃・先制攻撃③司令部機能の強化など」。
そして今回は「国民保護を強調している。住民の避難訓練を通して戦争に協力させる。シェルターの建設。土建産業にカネを回す。海の観艦式には韓国軍も参加する。多国籍軍で軍事訓練が行われている。10月学習会、11月防衛省デモ、12月防衛省などとの交渉と行動を作っていく」と訴えた。
琉球民族遺骨返還請求訴訟。「9月14日に大阪高裁で第1回控訴審裁判が行われ、今後新たな証人尋問を行うことが決まった次回は12月1日」。
横田行動から、10月1日の横田基地への申し入れ行動の報告が行われた。今回の防衛省への申し入れは沖縄の映画を観よう!かわさきが行った。
行動提起。10月22日午後3時より、「人類学研究から見た琉球民族遺骨返還訴訟」講師:池田光穂さん(大阪大学名誉教授・文化人類学)、中野区産業振興センター3階(JR中野駅南口より徒歩5分)。
11月6日午後2時から、外濠公園(市ヶ谷駅前)集合、2時半デモ出発、「日米共同統合演習反対!日米韓軍事一体化反対!つくるな!新しい国家安全保障戦略」防衛省デモ。
11月7日午後6時半、月例防衛省申し入れ行動。 (M)
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