寄稿 ロシア人の反戦スタンディング
STOP!プーチン
ロシアは戦争やめろ
ロシア人と日
本人が共同で
12月17日、土曜日の昼日中、渋谷駅のハチ公前は大勢の人が通る。そこで在日ロシア人が反戦スタンデイングをした。ロシア人と日本人が約20人。ビラをまき、「戦争反対」「ストップ、プーチン」と声を上げた。“RUSSIAN AGAINST WAR“の行動で、新宿や渋谷でこのような街頭宣伝をやっている。
ロシア人は、ウクライナへの加害者として大変苦しい立場だろう。プーチンとは違うといっても、ロシア人は一色に見られている。戦争反対の声を上げるには勇気がいる。国内ではデモどころか反戦の意志表示すらできない。日本で活動すれば当然国内にいる親類縁者への攻撃も懸念される。そういう中で、少数とはいえ、反戦、ウクライナ連帯をいう彼らの勇気には連帯したい。
日本では、昨日、岸田政権による軍事拡張が閣議決定された。平和憲法の逸脱どころか国会の議論すらなし。ロシア人のビラにあるが、ロシアでもプーチン独裁に国民は何もせずに唯々諾々従ってきたわけではなかった。しかし力及ばず、ウクライナへの侵略にまで至った。力及ばずここに至った良心的なロシア人の嘆きは極めて深い。岸田の大軍拡決定が、ロシア人の嘆きのようにならないようにしたい。
プーチンは、侵攻がうまくいかないからと電気、ガス、水などのインフラをつぶしている。寒いところで人々が困ることをせせら笑っているのだ。とても許されない。一刻も早く戦争の停止を求める。(和田伸夫)
当日のビラから
ただちに戦争を停止せよ
ウクライナの人々を支援へ
私達日本在住のロシア人は、私たちの抗議行動を支持し、参加してくれる日本国民に感謝の意を表したい。平和的かつ自由に意見を表明する機会を与えてくれた日本に、永遠に感謝しています。これこそ、私たちが祖国で奪われた自由です。戦争開始から、私たちは政権に反対し、戦争に反対し、暴力に反対しています。
爆撃により、ウクライナの街全体が暖房も照明もない状態になってます。この困難な時期に市民を助けるために募金に参加してください。ボランティアが調理器や暖房器具、暖かい衣服を購入するための資金協力をお願いします。
他の国の人々にとって、ロシア連邦でこの数年何が起こっているのかよくわからないかもしれません。何千人ものロシア人が公正な選挙のために、プーチンの政党とプーチン自身に反対して、何十年も結集してきた。その多くが抗議のために刑務所に入れられ、国を去り、愛する職業と真実を語ることを失った。過去20年に起きた簡単な歴史は、私たちのホームページでご覧できます。

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