12.18新宿アルタ前共同アピール行動&デモ

~土砂投入から4年~
辺野古新基地つくらせない

 12月18日午後1時から、新宿駅東口アルタ前で「辺野古新基地建設許さない・土砂投入止めろ!!のアピール&デモ」が辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会の呼びかけで行われ、120人が参加した。沖縄では12月3日~18日まで連続で「辺野古基地建設NO!」辺野古県民大行動が取り組まれた。首都圏でも沖縄に呼応し各地での「リレーアクション」を40カ所で行い、キャンペーンの集約行動として行われた。

沖縄は不屈だ
勝つまで闘う
 沖縄一坪反戦地主会・関東ブロックの青木さんが「首都圏でリレーアクションを実現した。オール沖縄が辺野古基地建設断念を求める署名を取り組んでいる。3月17日までに34万筆を集めることを目標としている。12月16日、安保3文書が閣議決定された。これは沖縄をターゲットにしている。さらに、重要土地規制法で50地区を指定していく。反対運動が弾圧される。廃止しかない。サンゴ訴訟でも決定を退ける判決が出された。12月1日、辺野古埋立設計変更についての第1回弁論があり、3月16日に判決が出される。ミサイル・トマホークも配備するという。沖縄を戦場にしてはならない。勝つまで闘う」と訴えた。

沖縄支える
全国陣形を
 次に沖縄の北上田毅さんが発言した。
 「安保3文書が決定された。米中戦争の中で沖縄が戦場にされる危機が現実的に浮上してきている。具体的な施行を止めなければならない。2013年、辺野古埋立を仲井真知事が認めてから9年が経っているのに、埋立は13%しか進んでいない。それも大浦湾での投入はできていない。今後完成に12年間かかるとしているが、知事が埋立承認しないかぎり、短くなることはない。県はいくつもの裁判を起こして抵抗している。裁判では厳しい判決が予想されるが、大浦湾の軟弱地盤問題はどうしようもない。実際には作れない。震度1~3で護岸が崩壊する。地盤沈下で滑走路は使えない。工事にかかっても再度の設計変更申請が必要になるだろう。来年正念場を迎える。全国で知事を支えよう、沖縄の現地行動に参加しよう」。
 石垣島の上原正光さんが、石垣島と与那国島の自衛隊基地建設の現状を報告し、専守防衛を転換し、敵基地攻撃能力を持つことを批判した。そして、沖縄で起きていることは沖縄のことではなく、全国の問題であり闘う陣形も全国的に構築してほしい。台湾の人々と交流しながら、民衆レベルでの連帯を作っていきたいと発言した。
 首都圏でリレーアクションをになった中野、中部交流会、北部、東部、埼玉・所沢の仲間が行動を報告した。今後の行動予定を確認し、新宿駅一周のデモを行った。      (M)
 

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