2・19東京行動
岸田軍拡を阻止しよう
1300人で議員会館前集会
【東京】2月19日、総がかり行動実行委員会などの呼びかけによる19日行動が衆院第2議員会館前で行われた。この日の行動には1300人が参加して、岸田政権による大軍拡と原発回帰政策に反対するコールを響かせた。
主催者を代表して発言した小田川義和さんはまず岸田政権の原発回帰と規制緩和を厳しく批判した。さらにトマホークの配備や43兆円の大軍拡予算を指摘して「まともな説明もしないままに戦争の道に進もうとしている」と批判した。そして「カネさえあれば食もエネもどうにかなるという時代ではない。暮らしの安全保障こそが求められている」「異議を訴え続けよう」と発言を締めくくった。
社民党の福島瑞穂参院議員は、岸田政権が防衛強化資金を「積立貯金」方式で実施しようとしていることを指摘して「戦争への道を止めよう」とアピール。さらに日米の軍拡のシナリオを壊そう。軍需産業の育成に反対しようと訴えた。
共産党の山添拓参院議員は、宮古島訪問で「島全体が要塞化されようとしている」と報告し「軍事には軍事でというのは間違っている。大軍拡を許さないと、多くの人が声を上げることが必要だ」と訴えた。またこの日の行動には、党大会を開催している立憲民主党と沖縄から「命とくらしを守り、平和に暮らしていける社会を」「共に軍拡に反対していこう」とメッセージがよせられた。
市民運動からは、改憲問題対策法律家6団体連絡会の大江京子さん、日本女医会会長の前田佳子さんらが、それぞれ活動の報告と「軍拡より平和を」と訴えた。最後に、韓国ソウルの日本大使館前で19日行動を行っている韓国の仲間からの「平和なアジアを作っていこう」という連帯のメッセージが紹介された。
19日行動はこの2年間、コロナ感染症対策としてコールを中止してきたが、この日の行動では全体で「軍拡反対」の大コールを上げてこの日の行動を締めくくった。国会を包囲する巨万のデモで岸田軍拡を阻止しよう。 (R)
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