3.6月例防衛省申し入れ行動 辺野古実

辺野古新基地建設反対、自衛隊ミサイル基地建設許すな

 3月6日午後6時半から、防衛省に対して辺野古に基地建設を許さない実行委が月例の申し入れ行動を行った。辺野古実が最初の発言を行った。「3月4日、毎月第一土曜日に行っているキャンプ・シュワブ前県民大行動に600人が参加した。3月5日、石垣島で自衛隊ミサイル基地建設に反対し、全国集会が開催され、軍用車両搬入に抗議した。台湾有事は日本有事だということで、米軍に追随して、軍事化を進めようとしている。武器の爆買い、軍事予算の倍増。沖縄戦の再現になる。悲惨な戦争になると本土も巻き込まれる。これは憲法違反だ」。
 沖縄から上間芳子さんが電話でアピールした。
 「島々を戦場にするなとする集会に千人の予定が1600人集まった。若い人、地域の中で活動している10人のリレートークを行った。『争いをやめて、愛を』というテーマ。若い人の意見を入れて70を超える団体が集まった。再び戦場になりかねないという危機感がある。3月4日、石垣島に自衛隊の戦闘車両150台が搬入された。与那国島、宮古、石垣、沖縄本島も基地が強化されている。公道を自衛隊の車両が走る。機動隊が石垣島へ行き、辺野古の搬入はなかった。米軍、自衛隊、海保いっしょになって動いている。いったん戦争が始まったら止められない。沖縄の力だけでは止まらない。玉城知事が基地建設反対を訴えるために米国へ出発した。九州で日米共同使用が始まっていく。横田も。平和・人権・環境そして自治のため、平和のための外交を行え。戦前の道に戻さない」。
 次に、石垣島行動に参加した仲間が報告した。
 「辺野古実の4人が参加した。戦闘車両が駐屯地に入った。3月5日、本土から80人ほどが参加し、全国集会があった。ミサイル発射装置をつけた車両など200台ほどが搬入された。辺野古から機動隊が来て、反対するものを檻のような囲った場所に押し込んだ。辺野古では作業が止まった。3・16開所日、3・18ミサイル配備、4・2開所式が行われる。工事はほぼ出来上がっている。戦争は始まったら遅い。ウクライナを見ても分かるように死ぬのは一般市民だ。ミサイル基地建設に反対しよう」。
 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが3月25日、講演会の参加の呼びかけや署名の取り組みへの協力を訴えた。今回の申し入れは労活評が行った。   (M)

3・4 沖縄・琉球列島の島々を、戦場にするな
「辺野古新基地建設断念」を求める署名にご協力を

 3月4日土曜日午前11時から、東京・新宿駅南口で、「辺野古新基地建設断念」を求める署名にご協力を 「沖縄・琉球列島の島々を、戦場にするな」の行動が沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの呼びかけで行われた。
 この日の行動には50人以上が参加した。そして署名活動に対して、若者たちやカップル外国人などが積極的に署名をしてくれていた。沖縄現地の反転攻勢の熱気が首都圏にも伝わってきたかのような元気のでる行動であった。さらなる運動の高揚をつくりだそう。
(M)
 
 

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