5.21Gサミットに対して民主化への協力求める

ミャンマーの問題は世界の問題

 【東京】5月21日午前11時から、〈ミャンマーの問題は世界の問題‼〉「G7サミットに対してミャンマー民主化への協力を求めるデモ」が日比谷公園中幸門から銀座、東京駅近くを通り京橋まで行われた。主催は在日ミャンマー人コミュニティ。

ミャンマー軍政
を支援するな!
 5月19日から21日にかけて、G7サミット(先進国首脳会議)が広島で開催され、日本が議長国となった。このように重要な会議の機会に、私たち在日ミャンマー人コミュニティは、日本政府やG7各国首脳に対して、テロリスト・ミャンマー軍が起こしたクーデタの不法性や、国際人権法を無視した数々の残虐行為の現状を改めて訴え、ミャンマーの平和・人権・民主主義回復のためになお一層力を貸してくれるよう強く要請する。
 最終日となる5月21日、東京においても、G7各国首脳や国際社会にむけて、ミャンマーの民主化に対する国際社会の役割をアピールするためにデモを実施する。
 G7の日本開催は7年に一度の貴重な機会。世界の、そしてミャンマーの平和・人権のために国際社会の団結と実行力を示すことのできる絶好のチャンスです。世界中のメディアも集まり、私たち、ミャンマーの民主化を求める在日ミャンマー人及び日本の市民にとっても「国際社会はミャンマーの苦しみを忘れていないか」という重い問いを突きつける場となる(呼びかけより)。
 コールは次のようなものだ。
 ①日本とG7は武器購入資金源であるミャンマー国有企業MOGEを制裁してください。②日本とG7は一般国民を無差別に空爆しているテロミャンマー軍への資金源を断ってください。③日本政府はミャンマー軍事訓練で大変苦しんでいる国民を助けてください。④人道支援はミャンマー国民統一政府(NUG)と連携してください。⑤人権、自由、民主主義と法の支配のため実効性ある制裁措置を実施してください。⑥日本とG7は暴力ミャンマー軍の支配に大変苦しんでいる国民を助けてください。
 有楽町、銀座は人通りも多く、デモのアピールに関心を示す人もいた。国際社会が爆撃や山村の焼き討ちなどを行っているミャンマーテロ軍に対して、止めさせる有効な手段を行使できていない。粘り強く、「テロ軍への制裁・経済援助を止めろ」と訴えていこう。
(M)

ミャンマー連帯銀座デモ(5.21)

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