78年目の「慰霊の日」

戦争のための基地はいらない
7.1 新宿駅西口で宣伝活動

 【東京】7月1日午前11時から、新宿駅西口で、78年目の「慰霊の日」 戦争のための基地はいらない、と沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの呼びかけによって、スタンディング・宣伝行動が行われた。昨年から、オール沖縄の辺野古前行動と連帯して新宿駅南口で行われてきた。今回は強い雨であったので、新宿駅西口に移動しての行動となった。
 6月23日は、78年目の「慰霊の日」であり、1959年6月30日は沖縄中部にある宮森小学校に米軍ジェット機が墜落して、多数の小学生などの犠牲者がでて、今も後遺症に苦しんでいる。同年の6月19日、那覇基地から核弾頭を搭載したミサイルが誤射された。幸運にも不発弾で爆発は起きなかった。
 「日本に復帰」して51年目の現在、与那国・石垣・宮古・沖縄島の島々に敵基地攻撃能力を含むミサイル配備が住民の反対を押し切り進められている。「中国敵視政策」により、島々を拠点としてミサイルを撃ち込み、移動するという戦略をたてて、民間地を含む実戦訓練を展開している。「住民の保護」は全く顧みられず「再びの住民の犠牲」を前提にしている。「捨て石」にした沖縄戦を再現するのかと怒りの声があがっている。
 「沖縄を戦場にするな」「基地はでていけ」「命こそ宝、平和を!」「環境破壊・環境汚染やめろ」。

リレートークで
さまざまな訴え
 参加した仲間たちによるリレートークが行われた。沖縄と連帯する東部集会実行委の仲間は沖縄ツアーに参加したことの報告、沖縄に行き闘いを続けている仲間は「慰霊の日」が旗や横断幕も禁止された管理されたものになっていることを批判、さらに、防衛局職員が辺野古基地反対の抗議行動参加者に差別語を使い、ののしったことに抗議する行動を続けていることを報告した。
 持続した沖縄連帯行動を。        (M)

新宿駅西口で新基地作るなのキャンペーン(7.1)

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