35回目の8888に、ミャンマーの自由・人権・民主主義を求める‼ 大使館前デモ

 【東京】8月8日午後3時から、在日ミャンマー大使館前で、35回目の8888に、「ミャンマーの自由・人権・民主主義を求める‼」行動が、LDB(ビルマ民主化同盟)、NLD(国民民主連盟)日本支部 の主催で行われた。

 皆様、8月8日(火)、東京・北品川の在日ミャマー大使館前で以下の通りデモ(抗議行動)を行います。
 1988年8月8日、ミャンマーでは「8888」(シッレイロン)と呼ばれる出来事がありました。この年、ミャンマー国内では民主化運動のうねりが起こり、62年からの軍事独裁政権に抗議し、自由や民主主義を求めるミャンマーの人々は全国規模の民主化運動を展開。そして、1988年8月8日、この日にヤンゴンなどミャンマー各地の民主化を求めるデモは最高潮を迎えましたが、国軍は徹底的にこれを弾圧。1000人以上と言われる死者が出ています。
 それ以来シッレイロンは、母国の民主化を求めるミャンマーの人々にとって、忘れられない日となっています。
 今年、88年から35年目を迎えましたが、当時と同様の軍事独裁制下にある現在、ミャンマーの自由・人権・民主主義・平和を求める思いを込めて、在日ミャンマー大使館前でデモを行います。

 8日午後3時過ぎに、在日ミャンマー人の大使館前を通るデモがあり、その後大使館前で抗議集会が開かれた。大使館前は木立があり、日陰であったがこの日も東京は気温が35度を超えるような猛烈な熱さで、汗が噴き出るような大変な状況の中での行動であった。
 何人もの代表が演説し、大使館に向けて、コールを重ねた。日本人がある程度参加する時の集会では、日本語でのコールも行われるが、今回の行動には日本人はほとんど参加していないこともあり、すべてミャンマー語での訴えであり、残念ながら発言内容については分からなかった。
 それでもミャンマー人たちの2時間にわたるねばり強い訴えを共にした。知り合いのミャンマー人から、「ありがとう」と声をかけられた。

 軍は戒厳令を延期し、国会選挙を見通せない。国内経済も回らず行き詰っている。アウンサンスーチーを収監していた刑務所から別の監禁場所に移したとか、タイ外務相が面会を求めたとも伝えられる。ミャンマー軍との関係を断ち切らない日本政府を強く批判していこう。ミャンマー民主化運動に連帯を。  (M)

8888行動を記念して、自由・人権・民主主義求めてデモ(8.8)

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