9・5 官邸前行動
「密室で勝手に決めるな!殺傷武器輸出するな!改憲・軍拡・増税反対」! 安保3文書撤回
【東京】9月5日、「総がかり行動実行委」・9条改憲NO!全国市民アクションは、午後6時から首相官邸前で「密室で勝手に決めるな!殺傷武器輸出するな!改憲・軍拡・増税反対」! 安保3文書撤回 9・5官邸前行動を行った。
この日の行動は、岸田政権が急速に進めている武器輸出解禁、そして9条改憲のスピードアップ攻撃に対して怒りと抗議の意思を表明するために急きょ設定されたもの。「武器輸出反対」を掲げて、「戦争をあおるな」という怒りの声があげられた。この日の行動には150人が集まった。
集会では「総がかり行動」実行委の小田川義和さん(憲法共同センター)が主催者あいさつし、「死の商人」企業が「時を得た」とばかりに乱舞する状況を厳しく批判するとともに、「改憲・軍拡」と結びついた増税の流れを止めよう、との声が上がった。日本国際ボタンティアセンターの今井高樹代表理事はアラブ首長国連邦に対する無償の武器供与などの動きに抗議した。
さらに安保法制の廃止をめざす中野アピールの松井奈穂さん、宗教者平和ネットの武田隆雄さんなどが発言。
政党からは、共産党の山添卓参院議員が、対中国包囲網と戦闘機の海外輸出による「死の商人国家」への道を批判、立憲民主党の石川大我参院議員、社民党幹事長の服部良一さんは無制限の軍備拡張を批判、「沖縄の風」からのメッセージも紹介された。
憲法9条改悪の強力な圧力はこうした武器輸出の飛躍的拡大の動向と結び着いたものであることは明らかだ。9条改憲は日本の政治・経済の国際化・軍事化を背景にしている。こうした流れを止めるために全力をあげよう。 (K)
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