ガザ空爆をただちにやめろ

イスラエルはガザ侵攻をやめろ

ガザ包囲、水道・電気・ガスを回復しろ

 【東京】10月15日午後1時半から3時まで、JR新宿駅東南口で、「占領をやめろ 植民地化をやめろ 10・15パレスチナのためのスタンディング」がBDS Tоkyоと武器取引反対ネットワークの呼びかけで行われた。
 数百人が集まり、9割方パレスチナ人とその支援の外国人であり、パレスチナ国旗が掲げられた。発言も若者たちから長老らがアラビア語、英語で行われ、何回もシュプレヒコールで、イスラエルの虐殺を批判し、ガザ侵攻を止めろ、パレスチナに自由を訴え、熱気に包まれた。
 「イスラエルのガザ侵攻を止め、即時停戦を求めるためにスタンディングをすることにした。心を一つにしてパレスチナの人々に届けよう」とBDS Tоkyоの仲間が最初に話した。
 日本山妙法寺僧侶の武田 隆雄さんが「虐殺は許されない。イスラエル大使が渋谷で虐殺を擁護するような演説を許してしまった。国家による虐殺を許さないと全国で行動を起こしていかなければならない」と話した。

「子どもなどの殺害をやろろ」と訴え
 パレスナチ人の訴え。
 「毎日爆弾でパレスチナ人を殺している。なぜパレスチナの平和ができないか。水もない、薬もない、子どもたちの牛乳もない。助けてください」、「フリーフリーパレスナチ」と全員でコールした。
 別のパレスチナ人の発言。「パレスチナで子どもたち、女性を殺している。止めてください。イスラエルがガザでやることを止めてください。イスラエルはパレスチナから出てください」。
 日本人の話。
 「パレスチナ側の抵抗はイスラエルへの占領への抵抗だから、そこから歴史を始めないと誤って理解することになる。直近の数カ月間にわたっても、パレスチナの聖地にイスラエル側が入り殺人を繰り返した。そうした残虐行為を止めてほしいというのが今回のハマス側の主張だ。ハマスについて、イスラエルは一応承認している。あくまで占領を止めてほしいと訴えている組織だ。イスラエルを含む国際社会はあくまでイスラエルの占領を維持したいので、ハマスが目障りだ。暴力の連鎖という言い方は事態をあやふやにするものだ。あくまでイスラエルの占領があるから暴力が増えている」。
 
重信メイさん
からアピール
 重信メイさん(ジャーナリスト)が訴え。
 「毎日パレスチナ人は殺されたり、家を奪われたり、土地を奪われたりしている。普段でも電気は1日4時間しかない。今はもちろん電話もない、インターネットもないし、電気もない。水もないし、何にもない状態だ。電気がないことで、自分の携帯も充電できないし、ガザの人たちは外の世界に発信できなくなっている。イスラエル軍はガザの北部の半分110万人に1日24時間で撤退しろと命令している。病院にいる人たち、動けない人たちが何百人もいるのに」とガザの現状を報告した。
 そして「日本の政府・政治家はパレスチナ人の血を流したくないと表明してほしい。世界中もそうしてほしい。残念ながら世界はダブルスタンダードで支配されている。ウクライナの時は爆弾作っていても支援しているのに、パレスチナ人に対しては違う。人間の価値はどこの国の人でも同じでイスラエル人でも同じだ。パレスチナの歴史的な事実を教えることによって日本も変わっていくだろう。昨日パリ、イタリア、ロンドンでものすごいパレスチナ支持・イスラエルのジェノサイド反対のデモが行われた。日本ももっともっと止める力になっていかなければいけない。がんばっていこう」と訴えた。

武器輸出も止
めさせよう!
 たくさんのパレスチナ人の発言の後、最後に武器取引反対ネットワークの杉原さんがイスラエルと日本の軍需産業が関わる武器輸出問題を提起し、抗議はがき運動と明日、総がかり実行委が午後6時から、イスラエル大使館抗議行動を予定していることを報告した。全員でコールを行い、記念撮影をして行動を終えた。イスラエルのガザ侵攻・大虐殺を許さない行動を連続して起こしていこう。(M)
 
 
 
 

イスラエルのジェノサイドを止めようと訴える参加者(10.15)

週刊かけはし

購読料
《開封》1部:3ヶ月5,064円、6ヶ月 10,128円 ※3部以上は送料当社負担
《密封》1部:3ヶ月6,088円
《手渡》1部:1ヶ月 1,520円、3ヶ月 4,560円
《購読料・新時代社直送》
振替口座 00860-4-156009  新時代社