12.15アジア連帯講座:公開講座

プーチンの少数民族政策から見たウクライナ戦争

講師:林克明さん(ジャーナリスト)

 ウクライナ戦争でロシア軍は12万人ぐらいが死亡。侵略に動員されている「ロシア兵」は、全体の民族構成比率に比べ「非ロシア人」が多い。昨年9月、30万人の動員をロシア政府が発表してから各地で反対運動が起き、大量のロシア国籍者が外国に逃れた。
 今日、ウクライナ軍の春季攻勢によってロシアとの激戦が続いている。ウクライナの戦況とロシア内における少数民族の抵抗闘争の動きが、ウクライナ侵略戦争と今後のプーチン体制を左右するものになるかもしれない。
 林さんは第一次チェチェン戦争以来、現地ロシアでチェチェン民族に寄り添う形で取材を行ってきた。その後も第二次チェチェン戦争などプーチン政権による少数民族弾圧の実態を暴く取材を行っている。
 プーチンのウクライナ侵略戦争を考えるうえで、プーチンによる少数民族策を明らかにすることで、その野望が何なのかを理解することができるだろう。
 林克明さんの12・15アジア連帯講座にぜひご参加を。
◦12月15日(金)午後6時半
◦東京・全水道会館4階
小会議室(JR・地下鉄水道橋駅下車)
◦資料代 500円

 林克明さんの著作
 『プーチン政権の闇』増補版(高文研︶ 『ロシア・チェチェン戦争の628日』(清談社 Publico)、『チェチェンで何が起こっているのか』(高文研・共著)、『チェチェン 屈せざる人びと』(岩波書店)、『戦地に生きる人々』(集英社新書・共著)、『フォトジャーナリスト13人の眼』(集英社新書・共著)

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