「I Am Jane」プロジェクトへのご支援を

 以下は配布されたリーフより、ジェーンさんのことを紹介し、支援を訴える。
(編集部)

 Jane’s History
 
  キャサリン・ジェーン・フィッシャーは、オーストラリアのパース出身で、42年間日本に住んでいます。来日以来、モデルや歌手としてTVに出演し、活躍してきました。2002年、米空母キティホークの乗組員だった米兵に暴行されるという恐怖に直面しました。彼女は神奈川県警察による屈辱的な尋問に耐えましたが、横浜地方検察庁は確実な証拠があるにも関わらず、理由不明のまま事件を不起訴としました。
 しかし、ジェーンさんは動じることなく、日本における性的暴行について沈黙を破った最初の女性となりました。2004年、ジェーンさんは民事訴訟を提訴して正義を求め、東京地方裁判所は被告に300万円の支払いを命じる画期的な判決を下しました。しかし、彼女の法的勝利にもかかわらず、加害者は2002年に米軍に名誉除隊、アメリカに逃亡し、責任を逃れ、補償金は支払われませんでした。ジェーンさんは屈せず、被告が住んでいた米国ミルウォーキーのウィスコンシン郡巡回裁判所で法的手段を求めました。
 2013年10月15日、彼女は歴史的な勝訴を勝ち取りました。それは日本からの性的暴行事件に関する外国での判決として、初めての認識と執行を示すものでした。彼女はわずか1ドルの損害賠償を求め、彼女にとって「正義とは責任と尊厳に関するものであり、お金の問題ではない」ことを示しました。彼女の無私の行為は前例となり、他の性暴力被害者にとって大きな励ましとなりました。2017年、テイラー・スウィフトも同様に行動しました。将来の被害者に対して、ジェーンさんは多大な貢献をしたことになります。
 法的闘争に加えて、ジェーンさんは過去22年間、日米地位協定の改定を積極的に求め、性犯罪被害者に継続的な支援を提供してきました。彼女は2019年と2022年にジュネーブの国連で演説しています。彼女の不断の努力は、正義と人権を貫く不屈の決意の証として、2020年と2022年のノーベル平和賞の候補者にノミネートされました。
◦講演会 4月6日(土)午後3時半から 会場 沖縄県立博物館・美術館講堂 参加費無料。
◦「癒しのアートの力 キャサリン・ジェーン・フィッシャー沖縄展」
 4月2日~14日 沖縄県立博物館・美術館 県民ギャラリー2
◦キャサリン・ジェーン・フィッシャーが立ち上げた「I Am Jane」プロジェクトへのご支援をお願いいたします。
 ご支援は、以下の目的に使わせていただきます。
 ・性暴力や家庭内暴力に関する地域社会への啓発活動
 ・特に女性や子供を含むすべての被害者への重要な支援
 ・国内外の政府や国際連合での代表業務や国内外のシンポジウムでの活動
 ・性暴力や暴力を防ぐための革新的な戦略やプログラムの推進
 ゆうちょ銀行(郵便局)10160-81849101
 ゆうちょ銀行 他銀行から 018普通口座8184910
 口座名義 Iamjane(アイアムジェーン)
 

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