パナマ 採掘主義・年金改革・米軍回帰ノー
メーデー挟んでゼネスト進行中
イアイン・ブルス
私有化、銅採掘、またパナマの主権に対するトランプの脅しに反対するゼネストの真ん中で、メーデーにパナマ市で数千人が集会を行った。
ストライキは4月23日に始まった。その時、教員と他の教育諸労組がストライキに入った。それは、建設労働者とバナナプランテーションの諸労組が加わった4月28日に無期限の全国的なストライキになった。2、3日後、中学校の生徒が自身の決起を始め、今や医師や公立の公衆衛生システムの労働者が、5月5日からストライキに加わる、と語っている。
これは多かれ少なかれ、労働者と民衆の諸組織からなる2023年に大きな勝利を勝ち取った時と同じ連合だ。その勝利は、教員と建設労働者が先導した「命のための人民統一連合」が数ヵ月の巨大な抗議を経て、世界でも最大級の露天掘り銅鉱山のひとつに対し、少なくとも一時的な閉鎖へと最高裁を何とか押しやることができた、というものだった。ちなみにその鉱山は、ファースト・クオンタム・オブ・カナダが所有していた(だが、後ろには他の所有者が隠れているとの報告があった)。
諸労組は、現在のストライキへの参加はおよそ85%に達しつつある、と語っている。主な要求は3つだ。
第1は、給付を切り下げ、私的年金基金を利する新しい年金改革の取り消し。第2は、トランプ政権が押しつけた安全保障協定の破棄で、そこでは早くもパナマ運河近くの基地3か所への米軍兵士千人の舞い戻りが起きている。そして付随的に、周辺における米軍機、ヘリコプター、さらに軍艦の数の急上昇も起きている。第3は、ファースト・クオンタムのコブレ鉱山を再開するという政府によるもくろみの阻止だ。トランプ政権もまたこれに圧力をかけ続け、それ自身の一定の利害関係をもっている可能性がある、との報告がある。
現在の世界情勢の中で、パナマ民衆は再び象徴的な闘いを先導しつつあり、できる限りの最も幅広い連帯に値する。
▼筆者は、グラスゴーに暮らすジャーナリストでエコソーシャリスト活動家。IVの元ラテンアメリカ通信員。(「インターナショナルビューポイント」2025年5月5日)
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