二つの社会主義組織が合同し労働者社会主義党(SPP)の結成へ

フィリピンでもうひとつの組織統一

レイハナ・モハディーン

 二つの小さな社会主義組織、社会主義同盟(LS)と革命的プロレタリア党(RPP)が1998年11月30日に合同した。
 新しい労働者社会主義党(SPP)は、1999年5月に創立大会を行うことになっている。革命的労働者党(別掲インタビュー参照)と同様に、社会主義同盟はかつては親毛沢東派のフィリピン共産党(CPP)に属していた。
 1998年初頭まで、LSはマニラ-リサール地方委員会(KRMR)の一部であった。指導部が党大会の招集を拒否したこと、LSが組織の右翼的な政治的軌道と見なしたところのもの、そして指導者ポポイ・ラグマンの徒党的方法のゆえに、彼らはKRMRから分裂した。
 ソニー・メレンシオが指導するLSは、青年社会主義同盟(LSK)を通じて学生運動に基盤を持っている。LSはマニラの北部と南部にある大きな都市貧民コミュニティーの指導者を獲得し、その地域に組織の基盤を急速に築いている。
 RPPは、1930年に結成され、以前はモスクワと結びついていた旧共産党(PKP)から出発している。PKPは、マルコス独裁の時期に、政権によって投獄されていた指導者の釈放と引き換えに武器を捨てる「政治的解決」に合意したことで信用を失った。
 PKPはその後の反独裁運動に参加したが、信頼を完全に回復することはできなかった。70年代、80年代の青年急進化の時代の活動家は、1960年代後半にPKPから分裂した毛沢東主義者のCPPに参加した。
 RPP勢力は1993年にPKPから分裂した。青年指導者ロドルフォ・ジャヴェラナによって指導されたこの分裂は、党内民主主義の欠如、PKPの階級協調的政治とそのセクト主義をめぐるものであった。
 RPPはPKPの農村労働者の大衆組織を獲得した。この農業労働者連合はフィリピンで最も古い貧農組織である。それは1万人のメンバーを持っているとされている。
 二つの組織は、「マルクス・レーニン主義……民主集中制、公然たる革命的社会主義政党を創設する必要、……民族民主主義から社会主義にいたる革命の連続性の原則、……闘争における労働者階級の指導的役割……第一のステップは労働者とその同盟者による革命国家を創設すること」を再確認した。
 「社会主義を前進させつつも、不断に帝国主義によって苦しめられ、侵害を受けているキューバやベトナムのような国家と政府を防衛することもわれわれれの課題である」。
(「インターナショナルビューポイント」99年1月号)   

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