ウクライナ 米仏の活動家と連帯深める交流
クリヴィー・リウ―バーモント―パリ
ソツィアルニー・ルフ
類例のないイベントがソツィアルニー・ルフのクリヴィー・リウ支部で行われた。われわれは、特別のゲスト、米国バーモント州上院議員のターニャ・ヴィホフスキー、およびフランス反資本主義新党―ランティカピタリスト(NPA―A)代表のニコ・ディクスを迎えるという栄誉を得たのだ。それは、価値のある経験と誠実な会話に満ちた元気の出る会合だった。
米国の進歩派
の刺激的経験
ターニャ・ヴィホフスキーは、彼女の信じられないような身の上話を全員と分かち合った。つまり、彼女がどのようにして手頃な医療ケアを求めて闘う活動家から州の上院議員に進んだか、という話だ(注)。彼女の主な目標は、普通の人々と労働者の声を政治家に確実に聞かせることだ。
われわれは、米国の有権者が政府をどの程度効果的に統制できるのか、またトランプが大統領に選出されて以来米国社会で特に切実になっている民主主義の問題を論じ合った。ターニャはまた、普通の米国人の経済的改善と社会的保護を唱える進歩党のバーモント州における創立についても話した。そしてこれは、米国の二大政党制における本物の突破になっている。
NPA―Aの
社会活動報告
ニコ・ディクスは、反資本主義新党の歴史について話した。それは、切実な社会問題に対するかれらの闘いの中で、フランス内の市民社会組織を積極的に支援している。ニコは、すべての人々が政治の外にとどまらず、かれらの国の生き方に積極的に影響を与えるべきだ、と力説した。
加えて彼は、積極的にウクライナを支援し、ウクライナを対象とした報告をいくつか作成している。そして、彼が今ロシアが始めた戦争について真実を伝えるためあらゆる努力を払っている、と特に述べた。フランス社会の中でこの情報はしばしばロシアのプロパガンダによって歪曲されているからだ。留意すべき重要なことは、ニコとかれらの仲間の党メンバーが、ウクライナ向けに集めた基金で繰り返し助力してきたことだ。
この会合は、市民社会と精力的な関わりが世界をより良いものへとどのように変えることができるか、のすばらしい事例だった。われわれは、かれらの経験、開放性、また支援の点でわれわれのゲストたちに感謝する。
(注)イリヤ・ブドライツキスによるこの濃密なインタビューは、「Posle Media」で読むことができる。(「インターナショナルビューポイント」2025年8月14日)
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